【Eeny, menny, miny, moe…？】 (ページ7)

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その後も少しお話しして多少溶け込ませてもらった

京本さんはほぼ話さなかったけど

というか、冷静になって皆さんの顔をじっくり見るとカッコ良すぎてパンクしそう

突然のことが多すぎて自分が面食いなの忘れてた

ジ「じゃ！ご飯の予定あるから俺もう出るわ！」

髙「俺も帰るわ〜」

《またねシロちゃん〜》

なんて、ぞろぞろみなさん会議室を出る

すると突然掴まれた腕

樹「っと、お前一緒にこっちな」

慎「おい樹抜け駆けすんなよ！！」

樹「抜け駆けじゃねぇ！元からダチだわ！」

いやいや抜け駆けって笑

「ふつーに飯いこ、疲れたわ今日」

あの運動会してただけなのに？

とか思ったけど、私も十分疲れている

『樹ん家でウーバーね』

タクシーに乗り込み樹の家へ

樹の家と私の家は徒歩で行けなくもないくらいには近いが、酔っ払うと流石に歩けないのでタクシーか泊まるかをしている

お互いそういう対象には入らないので一緒に寝たことなんて一回もないし、泊まる時はお邪魔した方がソファで寝るって決めていた

『ただいま〜』

「おかえり〜」

って一緒に帰ってきただけなんだけど

「どう？SixTONES。面白いっしょ」

『YouTube、めちゃくちゃ面白かったよ』

お腹抱えて笑ったもん

「やっていけそ？」

樹は何気なく聞いてるような雰囲気を出しているけど

今日もずっと私を気にかけてくれていた

『楽しそうだもん。やってけるよ』

『まぁやっていかなくてもやっていくしかないんだけど笑』

仕事用に支給された携帯を見るとだぁくんから連絡が来ていた

〈明日はまず8時に京本さんを家まで迎えに行ってから□□に送ってください。その後は3時間空きで、〇〇でロケがあるので京本さん連れたまま髙地さん拾ってきてください。朝早くからになりますがよろしくお願いします。〉

がっつり朝から仕事。しかも今日一言も会話を交わさなかった京本さん。

〈連絡ありがとうございます。了解です。〉

とだけ返信して飲もうとしていたお酒を置いた

『明日、朝からだわ』

「まじ？俺昼から。誰か迎えいくの？」

『うーん、京本さん8時だって。今日飲めないや』

「きょもかー、警戒心むき出しだったな今日」

ほんっとに怖かったんだから、京本さん

『綺麗な顔に怖い顔されると結構くるね』

なんて言いながらご飯だけ食べて帰った