誘拐されまして【ハイキュー】

誘拐されまして 22 ページ23

『えっ！？なんでこっち行くの！？』

灰「ちょwwA下手くそすぎwwww」


A、人生初のマ◯オカート、操作方法も分からず

絶賛逆走中だった



『ちょっ、今甲羅当てたの誰ですか！？』

孤「俺だけど…」


Aがスタート地点付近を逆走したり、コースアウ

トしている間に、一周して戻ってきた孤爪に見事に

緑色の甲羅当てられて、Aは更にコースアウトし

て川に落ちてしまった



日「研磨容赦ねぇな…」

『研磨さん酷い…私最下位なのに……』



もちろんそのゲームは孤爪の優勝で終わった




孤「翔陽、Aに操作方法教えたんじゃない

の…？」


日「おう！バッチリ教えたぜ！」

『だって日向さんの説明、「びゅーん」とか「ばー

ん」とか効果音ばっかで全然分かんなかったんです

もん…』




木「じゃあAには特別に俺様が操作方法を伝授

してやろう！！」

『え！？本当ですか！？』



そう言うと、木兎は胡座をかいた上にAをのせ、

コントローラーを持つAの手に自分の手を重ねて

操作方法を丁寧に説明し始めた





灰「スゲェ、木兎さんがお兄ちゃんしてる…！！」





『あ！木兎さん見て！！前に進んだ！やった！』

木「おぉ！Aスゲーな！！」


そう言ってAの頭を撫でる木兎はお兄ちゃんさな

がらだった





赤「…なんか木兎さんの意外な一面が見れました

ね」

菅「意外と面倒見いいみたいだね笑」



その微笑ましい光景を遠目から見ていたオカン組か

らの木兎の株は少しだけ上がったようだ

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