誘拐されまして【ハイキュー】

誘拐されまして 21 ページ22

日「なぁなぁ！ゲームしようぜ！」




Aとの初対面も一段落したところで、日向が突然

言った



孤「…いいけど、何のゲームすんの…？」

日「マ◯カ！！！」

木「お！いいぜ！俺がボッコボコにしてやるぜ！」

灰「俺もやる！！ヒュイゴー⤴⤴⤴」




問題児3人と孤爪はゲームをしに、テレビの前に向か

った




そんな様子をオカン組(赤葦、菅原、夜久)は遠目から

お茶やら酒やら飲みながら見守る




菅「ほら、Aも行ってきな」

赤葦に引っ付きっぱなしのAに菅原が声をかける。


不安げなAの様子のせいですっかり保護者気分に

なってしまった菅原は自然とAを呼び捨てで呼ん

でいた。



『あ、はい…』

行きたくてもあの輪に入っていくのに気が引けるの

か、Aは少しだけ躊躇う




菅「日向！Aも入れてやって！！」


気を利かせた菅原が日向に声をかけると、ひょこひ

ょこと日向が来る



日「A！！！一緒にやろうぜ！！！」

『はい！！』


日「よっしゃー！早く行こ！！！！」



そう言うと、日向はAの手を引き、あっという間

に連れて行ってしまった





赤「…ありがとうございます」

菅「何で赤葦がお礼言うんだよw 親かww」


赤「いや、なんか、Aはほっとけないって言うか

何というか…親っていうか、保護者的な気分にはな

りますね」

菅「分かるw」

夜「Aほんとに赤葦に懐いてるもんなぁ」




夜久がぐびっとお酒を飲み干してから言う



赤「でももう大分馴染んできたようで良かったで

す」





そう言ってオカン組はAの方へ目をやる



Aは、最初こそは3バカトリオの勢いに戸惑って

いたものの、コミュ力の塊に囲まれて今では大分馴

染んで、楽しんでいるようだった

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