U＆Ｉ 〜you and I〜【天てれ短編集】

恋のウイルス。(聖夜×夢主)2009設定 ページ33

【大好きなあいからの☆リクエスト】



聖夜side


A「ごめん聖夜・・・・」



「いいっていいって、こっちこそ早く気付かなくてごめん」




収録中、急に倒れたA。



多分ずっと無理してたんだろうけど・・・・




Aはそういうのを『弱さ』って思うから、言えないんだろうな。




あと、最年長ってプレッシャーもちょっとあると思うけど。





「きつくない？何か欲しいものとかある？」



A「ちょっときついけど・・・・欲しいものとかは、ない」



「ほんとに？別にわがまま言っていいんだけどな」




A「じゃあ聖夜・・・ここに、そばに・・・・いてくれる？」




「別にいいけど」




A「ありがと・・・何かね、安心するの」




おいおい、俺がいるだけでいいってか？



まぁAのためになるなら、喜んで。




A「聖夜の手握ってていい??」



「・・・・はっ！？」




いや、期待なんかするな、俺。



風邪引いてっから、ただ甘えたいだけだよな？




てか、こんなA見たことないけど。



ギャップってやつか。




「・・・・いいよ」




嬉しがってるのがばれないように、冷静を装って手を差し出す。





A「ありがとっ」



笑顔でめちゃめちゃ熱い手で握ってくるA。







あーもう、そんなんじゃ俺もう耐えれないよ？







Aのもう1つの手も握って固定し、唇を重ねる。





A「聖夜何してんの・・・・聖夜まで風邪引いちゃうよっ」




「別にいいけど？」









――恋のvirus。

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