宴 ページ35
祝言が終わり、それからは披露宴。知り合いを集めた宴だ。
柱、蝶屋敷の子、炭治郎くんたち、山口くんも来てくれた。
お世話になったから、と私がかつて手当した一般隊士の子や、顔見知りの隠の人まで来てくれててすごく驚いた。
「こんなにたくさん来てくれるとは思ってなかったです」
実弥「お前に人望があるからじゃねェのかァ?」
「それは実弥さんもでしょ?」
実弥「……さァなァ」
「ふふふ、絶対そうですよ」
豪勢な料理とお高いお酒が用意されて、飲んで食べてみんな楽しそうだ。
宇髄「よぉ不死川!めでたいなぁ。こんな別嬪と結婚できて!まぁ俺の嫁の方が美人だけどな!」
そりゃあ雛鶴さんたちには負けますよ
実弥「うるせェし酒臭ェ。てかAの方がぜってェ美人だろォ」
宇髄「あ"ぁ?言ったな?そんなこと言うやつは連行の刑だぁ!」
実弥「アァ!?ちょっ、おま、引っ張んなァ!」
うん、あれは柱の人達が呑んでる席へ連れてかれたな。ドンマイ実弥さん。二日酔いの介抱はまかせてください。
実弥さんが宇髄さんに連れてかれたところで炭治郎くんたちが話しかけてきた
炭治郎「Aさん!ご結婚おめでとうございます!」
「炭治郎くん!ご丁寧にどうもありがとう。炭治郎くんも伊之助くんもまだ療養中なのに来てくれて嬉しいわ」
炭治郎「俺たちのことは気にしないでください!」
「ふふふ、頼もしいね」
善逸「あの人殺してそうな顔の人となんで結婚したのかよくわからないですけどね…」
怖いのはわかるけど、人殺してそうって。実弥さん酷い言われようね。ふふ、何か悪いことでもしたのかしら?
「あぁ…怖いのは分かる。でも良い人よ?」
炭治郎「善逸!そんなこと言ったら失礼だろう!」
善逸「だって!こんな美人で綺麗な音のするAさんがあんな強面と結婚するなんて信じられないんだよぉ!鬼と天女を一緒にしちゃダメだよぉ!!」
あらやだ善逸くんにべた褒めされちゃった…。
炭治郎「不死川さんは確かに険しい顔をしているけど、お似合いだっただろう」
「そうかな…嬉しい」
伊之助「お前、そんな服着てっと熊に襲われるぞ?」
それまでご飯に夢中だった伊之助くんが急に来た。
「森には行かないから大丈夫だよ。伊之助くん心配してくれたの?」
伊之助「そうじゃねぇ!そんなんだと生活できねぇだろ!お前ただでさえ弱っちいし」
それを心配してるっていうんだよ
--------------------
しばらく続きます!
101人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴音月 - ゼリーさん» やさしい゛゛゛!! (2021年6月14日 20時) (レス) id: 7ac441a921 (このIDを非表示/違反報告)
ゼリー - こちらこそお忙しい中更新してくださってありがとうございます! (2021年5月31日 17時) (レス) id: 4ef789830e (このIDを非表示/違反報告)
鈴音月 - ゼリーさん» ありがとうございます(泣) (2021年5月29日 13時) (レス) id: 665296cf15 (このIDを非表示/違反報告)
ゼリー - 受験生なんですね!受験勉強頑張ってください! (2021年5月25日 21時) (レス) id: 4ef789830e (このIDを非表示/違反報告)
鈴音月 - ゼリーさん» まじですか!?!?おめでとうございます!!(気が早い)応援のお言葉もとても嬉しいです…。更新遅くてすいません。受験生なもので、ね、うん、言い訳は良くないですね。頑張ります!!! (2021年5月23日 11時) (レス) id: 665296cf15 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鈴音月 | 作成日時:2020年12月21日 22時