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「アケマシテ、オメデトー!」




朝から片言の新年の挨拶が土御門家を飛び交った。

日本の爐年玉文化瓩忙劼匹發燭舛歪からホクホクした様子で、笑顔を零している。


真緒と未玖は、揃って着物を着つけしあって、女の子二人もおめかしをした。


真緒「ねえ、ドラコとジョージと(篁)はまだ?」

「ダニエルもまだね、途中で起きてたみたいだけどトイレじゃなくてお父さんのところだったのかな…」


真緒「マリア、リザ、起こしておいで。おめかししたの見てーってね」

「はぁい!」


真緒の言葉で、女の子たちがパタパタと駆け出す。


高郷「賑やかなことじゃーーほれ、スコーピウスにジャン。こっちにおいで」

スコ「はい、お爺様」
ジャン「はぁい」


高郷に呼ばれたスコーピウスが緊張したように、ジャンは元気に側に寄る。
両サイドに曽孫を座らせた高郷が、未玖に写真を撮るよう言ってきた。


「撮るよー」


カシャ!

というカメラの音が鳴り響き、その後マリアとリザの声が近づいてきた。


真緒「ドラコ。明けましておめでとう、今年も宜しくね」
ドラコ「ああーー真緒、こちらこそ宜しく。着物か、今日も凄く綺麗だ」


スリザリンのイメージカラー、深緑の着物を着た真緒がドラコから熱いキスを受けて赤くなる。

確かに姉は綺麗だが、結婚後の周りを憚らないドラコの愛情表現にドン引きだ。


ジョージ「未玖、似合ってる。グリフィンドールカラーだな?」

「うん!」


ドラコのイチャつきを見せつけられ、頰をかいたジョージは「綺麗だな」と照れたように言った。

未玖の頰も熱くなる。


リザ「パパー!わたしは?!」
ジョージ「リザも可愛いぞ」

ジョージがリザを抱っこした。
女の子たちは母二人とそれぞれペアルックだ。


(篁)「朝ごはんにしましょう!ドラコ、真緒の腰に手をやるのはやめて下さい、それにダニエル。君はこっちですよ」


てきぱきと仕切る(篁)に、未玖は少し驚きつつテーブルを囲んだ。

おせち料理は、十二神将の女性陣に作ってもらった。
皆でそれを食べた後、初詣へと出掛ける。

真緒と共に寝間着姿の男性陣(ジョージとドラコと男の子達)に着付けを行う。

わいわい騒ぐ子供達(主に未玖の)のせいで手間取った。
大人しく真緒にされるがままのスコーピウスをちらりとみて、やっぱドラコより良い子だなと思いつつ、何とか捌いていった。

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作者名:M.S | 作成日時:2019年9月7日 18時

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