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『……ん？』
入荷しました！
ジョウト地方の特別デザイン！
……ジョウト地方という文字に私は2度見して
気になって、その売り場に行ってみる。
お店の中央に設けられているのは、色々な地方の服が日替わりで販売されているコーナーだった。
昨日はアローラ地方の服だったらしくて
アロハシャツや、貝殻の髪飾りなどが売っていたと、隣の女性客が話している。
『……』
思わず手が伸びたが、堪えて
またレディースコーナーへ
でも視線はチラチラと、そのコーナーに向いてしまう。
「気になる服はあったのか？」
『え？』
私の後ろにキバナさんがいて
上を向くと、覗かれるように目が合った。
『……悩み中です』
「ちょっと、キバナさんがいる！！」
「かっこいいー！！」
「サインください！！」
「写真撮ってください！！」
レディースコーナーに来た事で
周りの女性客が声を上げて、瞬く間に囲まれてしまう
私は知り合いではなく、偶然近くにいた人……という感じで
特にキバナさんを見ずに、何食わぬ顔で隣の服を見に行こうとした。
「あー、応えてやりたいのは山々なんだが
ちょっと用があってな……
でも顔は覚えた、今度のジムバトルの後に写真もサインも受け付けてやる！」
キバナさんがそう言うと、絶対に行きますと誰もがそう言った
……上手いなあ、なんて
手に取ったスカートを見ていると、またキバナさんが隣に来ていた。
『……あの、目立つの嫌なのでちょっと別行動しませんか？』
私は、隠さずに思っていることを言ってみるが
キバナさんはポカン……とした後にニッと笑った。
「んな事気にしてたのか？」
『何でニヤけるの！』
「んー？ 別に」
キバナさんは辺りの服を見て、私のこともジロジロと見てくる
そのうるさいくらいの視線に耐えていると
服を取っては私に合わせ始めた。
『な、何ですか？』
「いや、足が綺麗なのに隠すのは勿体無いなと……」
そう言って、膝丈のスカートやショートパンツを合わせてくるので
私は少し恥ずかしくなってしまう
『た、丈短いです！』
「んー、何でも似合うな」
『話聞いてますか！？』
私を着せ替え人形のように楽しむキバナさん
しまいには、試着室へ服と共に押し込まれてしまった。
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さやか(プロフ) - 初めまして呼んだ開口に何故か「ん？」となってしまったんですけど手持ちポケモンが（キバナ）になってますよ？？ (2022年12月12日 7時) (
レス) @page2 id: 71c5a1ef4d (このIDを非表示/違反報告)
槻みこと(プロフ) - キノコさん» お初のコメント、お待ちしておりました！！事細かに読んで頂き、とても嬉しいです^^ 例の事件については、あと数話で判明致しますので、ぜひ読んでください。 コメント頂き、ありがとうございます！ 頑張ります♪ (2020年4月19日 12時) (レス) id: b9f86bca6f (このIDを非表示/違反報告)
キノコ(プロフ) - はじめまして！お話拝読させて頂きましたがとっても面白いです！私もマツバさん好きなので読んでて｢キャー｣となってしまいました！度々出てくるミュウも凄く可愛いです！主人公ちゃんに過去何があったのかとても気になります！これからも頑張って下さい！ (2020年4月17日 21時) (レス) id: 96e9316664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：槻みこと | 作成日時：2020年4月9日 18時
