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キバナさんは家に泊まっても良いと言ってくれたけど
私は、ポケモンセンターの宿泊施設に泊まることにした。
連絡先を交換した後、別れて
私は部屋の布団の上にいる。
『……色々と、ありすぎたな』
私を誘拐した組織とその拠点
推測上の狙われた理由
ナックルシティへの引っ越し
私を助けたように見えたミュウ
『明日から……
忙しくなるけど、頑張らなきゃ』
私は、うとうととし始め
すぐ、眠りにつきそうだ
〔ミュ〜！〕
『……！』
目を瞑って、すぐに誰かに頬を摘まれる
私は寝惚けつつ、そっと目を開くと
視界いっぱいに、あのミュウの姿が見えた。
……あれ
何だかふわふわと、夢心地
『……夢？』
〔ミュウ？〕
『夢、かなぁ……
会いたかったもん』
私はミュウに頬を摘まれたまま
ぽつりと言葉がこぼれ落ちた。
『助けてくれてありがとうって
直接……言いたいけど
まずは夢の中の貴方に、言っておくね……』
〔……〕
私の言葉に、ミュウはそっと手を離して
少し後ろに下がった。
私は、また視界が真っ暗になる
言えたから、満足出来たから
もう……この夢はおしまいだ。
･
･
『……んっ』
ふと目が覚めると、見慣れない天井
質感の違う布団
私はしばらくボーッとしていたが
ゆっくり身体を起こして、シャワーも浴びずに寝てしまっていたことに気がついた。
『……お風呂』
私は伸びをして、お風呂へ向かう
鮮明に覚えているミュウとの夢が、思い出されて
少し嬉しくなってしまう
『……次はいつ、会えるかな』
会えたのは奇跡だから、とか
また会えたら凄い！なんて思っていたのが
次はいつ会えるのか……そんな事で頭がいっぱいになっていた。
『さっぱり！』
着替えて、またベッドに座ると
タオルで髪を拭く
窓から見えるのは、変わらずに美しい城壁の街
物件が決まるまで、そして引越しが完了するまでは
ポケモンセンター暮らしになるので、後でジョーイさんにも挨拶しなきゃ……
『今日は、ラテラルタウンに向かうんだよね
砂塵が少し舞っているらしいし、昨日のお綺麗な服はやめとこ……
うん、洋服を買いに行かなきゃ！』
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さやか(プロフ) - 初めまして呼んだ開口に何故か「ん？」となってしまったんですけど手持ちポケモンが（キバナ）になってますよ？？ (2022年12月12日 7時) (
レス) @page2 id: 71c5a1ef4d (このIDを非表示/違反報告)
槻みこと(プロフ) - キノコさん» お初のコメント、お待ちしておりました！！事細かに読んで頂き、とても嬉しいです^^ 例の事件については、あと数話で判明致しますので、ぜひ読んでください。 コメント頂き、ありがとうございます！ 頑張ります♪ (2020年4月19日 12時) (レス) id: b9f86bca6f (このIDを非表示/違反報告)
キノコ(プロフ) - はじめまして！お話拝読させて頂きましたがとっても面白いです！私もマツバさん好きなので読んでて｢キャー｣となってしまいました！度々出てくるミュウも凄く可愛いです！主人公ちゃんに過去何があったのかとても気になります！これからも頑張って下さい！ (2020年4月17日 21時) (レス) id: 96e9316664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：槻みこと | 作成日時：2020年4月9日 18時
