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「A、自分で決めると良い

でも決める時は相談してね」


『お兄ちゃん……』








いつも、私の意見を聞き入れてくれる存在に


私は少し安心する。



父の主観的意見は、酷な事が多い


親の目線とは、そんなものなのだろうけど……









「午後予定ないなら、ナックルシティを観光してけよ

拒むなら、この街の魅力を知ってからだな」


『むう……

分かりました、そこまで言うなら隅から隅まで案内してください!』


「お、おいA……

私は仕事があるから、午後にはカナズミシティへ帰らなければいけないんだぞ?」









私とキバナさんが、火花を散らすと


お父さんは予想外の展開に、少し慌てた。


そうか、知らない土地に自分無しで置いていくのは気が引けるのか……









「親父、大丈夫

俺も残るから」


「ダイゴ……

分かった、Aを任せたぞ」









そう言って、父と秘書の方と


SPの方は、西に停めてあるヘリコプターへ向かう


私達もカフェから出て、3人を見送って


ヘリコプターが見えなくなるまで、その場にいた。









『……さて、どこに連れて行ってくれるんですか?』


「まあ焦るなって、まずは勝負だダイゴ!」


「まったく、キバナ君は……

焦らなくても、そのつもりだよ

ごめんA、バトルだけしていても良いかい?」


『うん、大丈夫

審判、務めるよ』








そしてバトル用フィールドが設けられている公園に行くと


2人は一定距離を置いた。









「交換したあの時のポケモン

どれくらい育ってるか、見せてごらん!」


「上等だ、強くなったぜこいつは!」








そして、2人揃ってボールを投げた。




兄のボールから飛び出したのはアーマーガア


キバナさんは、フライゴンだった。








「フライゴン、砂嵐!」


〔うん!〕









フライゴンは、その場で強く翼を羽ばたかせると


あっという間に砂が巻き上げられて、激しい砂嵐が戦場を襲った。









「鋼タイプに効果ないの分かってるよね?」


「ああ、分かっているとも……」









フライゴンは目に、カバーのようなものがある。


砂嵐のダメージを幾ら受けないとしても、フライゴンの方が視界良好


素早く動けるだろう。







「鋼の翼!」


「来るぞアーマーガア

こちらも鋼の翼!」









私からは、影だけで姿はよく見えないが


技が激しくぶつかる音がした。









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さやか(プロフ) - 初めまして呼んだ開口に何故か「ん?」となってしまったんですけど手持ちポケモンが(キバナ)になってますよ?? (2022年12月12日 7時) (レス) @page2 id: 71c5a1ef4d (このIDを非表示/違反報告)
槻みこと(プロフ) - キノコさん» お初のコメント、お待ちしておりました!!事細かに読んで頂き、とても嬉しいです^^ 例の事件については、あと数話で判明致しますので、ぜひ読んでください。 コメント頂き、ありがとうございます! 頑張ります♪ (2020年4月19日 12時) (レス) id: b9f86bca6f (このIDを非表示/違反報告)
キノコ(プロフ) - はじめまして!お話拝読させて頂きましたがとっても面白いです!私もマツバさん好きなので読んでて「キャー」となってしまいました!度々出てくるミュウも凄く可愛いです!主人公ちゃんに過去何があったのかとても気になります!これからも頑張って下さい! (2020年4月17日 21時) (レス) id: 96e9316664 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:槻みこと | 作成日時:2020年4月9日 18時

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