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『ダンデさん……っていうのかぁ』









相棒はリザードンで


キョダイマックスの姿の写真もまた、物凄い迫力だ。




私の知らないリザードンがいるなんて、と感激


その写真を目に焼き付けるように見入った。









『世界最強、無敵のチャンピオン……』







ポケモントレーナーですらない私からすれば


夢にも思えない程……


いや、別の世界の話のようだ。








『なんか、段々と楽しみになってきたかも』






あとは、他の地方と違う特色


先程のダイマックスや、ジムチャレンジもそうだけれど


例えば、アーマーガアタクシーや


列車の発達など、気になるものがたくさんで胸が踊る。



明日の朝到着して、きっと夜にはまた船に乗るだろうけど


暇があれば是非、また行ってみたい。





なんて……まだ着いてもいないのに


再度来る時まで考えてしまっている自分の考え方の幼さに


少し恥じらいを感じてしまった。



















______コンコン








『は、はーい!』






ちょうどパンフレットを閉じて、机の上に置いた時だった


ノック音に、顔を上げて返事をした。








「失礼します」







社員さんが扉を開けて、私に会釈すると


まずは部屋を見渡して一言







「……す、凄い部屋ですね……」


『はあ、同意します』







私もやれやれ顔になって、笑えば


コホン、と咳払いした後に私に本題と前置きしてから






「お食事の用意が出来ましたよ」


『え!ありがとうございます』








ちょっとお腹空いてました、と私は立ち上がって


るんるんと、社員さんに着いていけば








『わあ……』







私1人に、コース料理らしく


何も置かれていない、上質なシルクのテーブルクロスの上に

ナイフ、フォーク、スプーンが綺麗に並んでいた。








「お飲み物はどちらに?」






ウェイトレスさんが、私に聞き


メニューを開いた。



……昼間からお酒メニューかい。







『……麦茶で』


「えっ

……あ、は、はい、かしこまりました!」






私の返事に驚きつつ、グラスには麦茶を注いでくれる


そして、最初のスープから運ばれてきたので


私は深めのスプーンを手に取り、そっと口に運んだ。





























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さやか(プロフ) - 初めまして呼んだ開口に何故か「ん?」となってしまったんですけど手持ちポケモンが(キバナ)になってますよ?? (2022年12月12日 7時) (レス) @page2 id: 71c5a1ef4d (このIDを非表示/違反報告)
槻みこと(プロフ) - キノコさん» お初のコメント、お待ちしておりました!!事細かに読んで頂き、とても嬉しいです^^ 例の事件については、あと数話で判明致しますので、ぜひ読んでください。 コメント頂き、ありがとうございます! 頑張ります♪ (2020年4月19日 12時) (レス) id: b9f86bca6f (このIDを非表示/違反報告)
キノコ(プロフ) - はじめまして!お話拝読させて頂きましたがとっても面白いです!私もマツバさん好きなので読んでて「キャー」となってしまいました!度々出てくるミュウも凄く可愛いです!主人公ちゃんに過去何があったのかとても気になります!これからも頑張って下さい! (2020年4月17日 21時) (レス) id: 96e9316664 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:槻みこと | 作成日時:2020年4月9日 18時

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