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01episode.T ページ1
その年は二年の担任を受け持った。
みんな大切な生徒。
せやけど、見てしまったんや。
うちの生徒が特定の生徒を虐めとる姿を。
もちろん許せへん。
彼女らに一喝いれたいとこやった。
なのに、正義感が強い俺やのに注意の一つも出来ひんかったのは、
被害者側がけらけら笑っとったから。
──じゃあ愛あるいじりだったとして、筆箱をごみ箱に投げるか?
─いや、投げへんやろ。
──持ち物をバラバラに壊すんは?
─せんやろ。普通。
普通じゃないのに、
彼女は笑っとった。
どう見てもいじめ。
悪質ないじめ。
なのに、
大事な一生徒は、Aは、けらけら笑っとった。
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作者名:つづみも | 作成日時:2019年12月9日 5時