42.これは確実に死亡確定では? ページ42
「いえいえ、大丈夫ですよ。」
「良かったです……えっとまだ何か?」
そう、この男謝ったのに離れてくれない
僕ちょっと特殊な体質?でね、美形と3秒以上一緒に居れないんだわ
そんな事を考えていたら男が何故か耳打ちしてきた
「お前が天龍寺Aだな、少しついて来い」
ヒェッ…何でこの人こんなに眼圧強いの?
多分気付く所がそこでは無い事くらい僕にだって分かるけど気を紛らわす為だからね…
___
「……鬼にならないか?」
「えっ?鬼って今勧誘制度なんですか?と言うか貴方鬼舞辻無惨さんですよね、僕鬼殺隊ですけど?お分かり?」
無「分かっていて聞いている、返答次第では貴様を殺す…」
あ、やばいかも…ちょっと待って
これ、確実に死亡確定じゃね?
「すみませんが、丁重にお断りさせて頂きます。」
大丈夫かな…
この瞬間殺されたりする?
無「何故だ?完璧な生物になったら永久に生きていられるそれ程までに素晴らしい事はないだろう?」
完璧な生き物、ねぇ……
「僕は完璧な生き物は嫌です。不完全な生き物でありたいんです。
それに完璧な生き物なんて多分存在しません。この世界は不完全な生き物で溢れかえっている。人間は脆くて弱い。鬼にはそう見えるかもしれませんね……でもその儚さが美しいんだ。だからこそ僕は絶対に人間で有り続けます」
無「…それは私の存在をも否定する様な言い方だな?」
「否定はしません、ただ僕はそれが嫌だと言うだけの事です」
無「ほう、気に入った…貴様を殺すのはまた今度にしてやろう…しかし鬼にする事は諦めない、貴様は柱だろう?鬼になったら強くなれるのに良いのか?」
生憎僕は強さなど欲しくないのでね…
「僕元々柱にもなりたくなかったですし…」
そう答えるとどこからか僕の事を呼ぶ声が聞こえた
「「A!!/Aさん!!!」」
この声は…
「二人共っ?!!」
無「ふっ…邪魔が入ったな、じゃあな」
そう言って鬼の始祖
鬼舞辻無惨は姿を消した
榊「何してるんですか?!!あいつ鬼ですよね…?!!」
榊君は勘が鋭いらしく鬼だという事を当てる
それから間も入れずに兄が言う
真「あいつ、ただ者じゃねぇよ?!!本当に誰なんだよ」
ほんと…よりにもよってなんでこいつらはこんな時に駆けつけたんだ…
「分かんない…?鬼舞辻無惨だよ、鬼舞辻」
「「は?!!!」」
まぁまぁ予想通りの反応をされた
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無一郎ファン - 無一郎をいれてください〜! (2020年8月6日 17時) (レス) id: 835185f078 (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - ちょぉぉぉ面白かったですむいちろう君と絡ませて欲しいです! (2020年4月22日 10時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - 天の呼吸の読み方 あまの呼吸 とか そらの呼吸 とか てんの呼吸とかわどうでしょうか。わたし的には そら です。参考にどうぞ¿ (2020年4月8日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨乃 咲夜 | 作成日時:2020年3月7日 0時