９９話 ページ39
化身ドローイングははっきり言って体力を消耗する。それも３人にするとなると。
全員が前を向いている、誰も下を向いていない、それだけで私にもやる気がわいた。しばらくの間なら動いても大丈夫だ、きっと。
「これは化身の力を半永久的に持続することができる化身ドローイングだ！！」
神「本当にそんなことが...。あいつの言ったとおりだ。」
白「これだけではない。」
まだあるまだ何かがある。嫌な予感がする。
白/シュ「「これが俺達の化身の新たな力。」」
合体した......！？
白/シュ「「聖騎士アーサー！！」」
神「戻れ！！」
3人がばらばらの場所にいる、これじゃあ化身ドローイングはほんとにもたない...、でも今やるしかない！
意識を集中させて、誰がどこにいるか、どれだけ配分すればいいか...。
神童が若干少ないか、序盤からずっとトップを走り続けていたからかな。
天「！？これ！！」
神「神無からか！？」
剣「化身を出せる...。」
3人「「はああああああ！」」
っあまりバラバラに動くな！さらにもたなくなるだろう！
そもそも間に合うかどうかが怪しい。となると...、
貴「伝説の猛獣白虎！！」
シュ「白虎に対する対策は万全だからね！」
貴「何！？」
しばらく押し合いが続いた。けれどシュウの言ったとおり私の化身ではかなわなかった。
3人が追いついても、それでもかなわなかった。
化身を出してもなお聖騎士アーサーには勝てなかったか...。
っ、さっきの押し合いでさらに足を痛めたか...。ズキンズキンと響くような痛さが増してくる。
そして最も重要なこと、私には化身を出す力がもうなかった。
白「ふっ、キツそうだなA。」
貴「そうだね。」
白「えらく素直じゃないか。俺との差を思い知ったか。」
貴「思い知るも何も最初から1度だってかなわなかったよ......。」
ドサッ
天「A！？」
貴「ちょっとふらっとしただけ。」
神「大丈夫か！？とりあえずベンチで休め。」
貴「ベンチで休むなんてそんなことできない。」
神「何を言っているんだ。」
貴「皆が頑張ってるのに私だけ下がるだなんてそんなこと！」
剣「戻れ。」
貴「京介...。でもっ！！」
いつもよりも低い声で今までに見たことのないような顔をしていた。
剣「そんなに俺達が信用出来ないのか。」
貴「違う！」
剣「なら休め、さっさっとベンチに行け。立つこともままならないようじゃ邪魔なだけだ。」
貴「..そう...だよね...。」
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ワンダーランド☆(プロフ) - かおるさん» 読んでくださってありがとうございます！返事に困ったとか言えな(((((( (2016年6月6日 20時) (
レス) id: 796d55a47d (このIDを非表示/違反報告)
かおる - かおる (2016年6月4日 3時) (レス) id: 520dc7ae46 (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - (^q^)さん» ありがとうございます！！！！！更新頑張ります！ (2015年11月24日 22時) (携帯から) (レス) id: d26f5b19d3 (このIDを非表示/違反報告)
(^q^) - とっても面白いです！私こういう作品結構好きなんです！続き待ってます。頑張って！ (2015年11月24日 19時) (レス) id: 81be75f0b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ワンダーランド☆ | 作成日時：2015年11月20日 22時
