９０話 ページ30
貴「読心術使えるとか聞いてない。」
剣「はあ！？使えたらどれだけ便利なんだよそれ！」
貴「珍しい、京介が取り乱している( ﾟдﾟ)」
剣「いや、お前そんなキャラじゃなかっただろ...。」
貴「ええー、そんなことないよお？(´＞ω∂`)」
剣「全く...。で、何で悩んでたんだ？」
貴「うっ...。」
剣「ごまかしても無駄だぞ。」
貴「白竜と...戦ってほんとに私はそれでいいのかなって。」
剣「どういう意味だ？」
貴「戦う以外に、サッカーを取り戻す方法はないのかな。」
剣「...今は仕方がないんじゃないか？」
貴「そうだけど。」
剣「何が不安なんだ。」
改めて言われるとよくわからないかもしれない。
貴「......。」
私は何が嫌で何がしたいんだろう、好きなことってなんだろう。
剣「別に無理に言えとは言わないけど、1人では抱え込むな。」
貴「...言えって言ってるのと同じだよそれ。」
剣「別に俺にじゃなくてもいい。」
貴「え？」
剣「そりゃ言って欲しいけどさ、それがまたお前を苦しめるのなら...。」
貴「京介に言いたくないんじゃないの！ただ...ただ私は何をしたいのかがわからなくて。」
剣「それは別に決まっていなくてもいいと思うぞ。俺にもわからない。」
貴「...？」
どういうこと？京介にはしっかりと意志があるじゃない、お兄さんを救うって。
剣「白竜がまた純粋なサッカー好きに戻ったら、その時に胸を張ってサッカーが好きだって言えたらそれでいいんじゃないか？」
貴「...サッカーが好き...。」
剣「それさえ忘れなければきっと白竜にも届くさ。」
貴「うん、そうだよね！ありがとう！」
ふわっと頭の上に何かやわらかいものを感じた。
...京介の手！？
剣「やっと笑った。」
貴「ありがとう京介！」
剣(イチャイチャできるのはこれが終わってから...のようだな。)
剣城の悲しいため息はAには届かない...。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ワンダーランド☆(プロフ) - かおるさん» 読んでくださってありがとうございます！返事に困ったとか言えな(((((( (2016年6月6日 20時) (
レス) id: 796d55a47d (このIDを非表示/違反報告)
かおる - かおる (2016年6月4日 3時) (レス) id: 520dc7ae46 (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - (^q^)さん» ありがとうございます！！！！！更新頑張ります！ (2015年11月24日 22時) (携帯から) (レス) id: d26f5b19d3 (このIDを非表示/違反報告)
(^q^) - とっても面白いです！私こういう作品結構好きなんです！続き待ってます。頑張って！ (2015年11月24日 19時) (レス) id: 81be75f0b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ワンダーランド☆ | 作成日時：2015年11月20日 22時
