十ノ怪−威光−(肆)/十一ノ怪−法池−(壱) ページ38
コ「〈この心地いい低音で色のあるお声はァ〉」
コ「〈立法様ァ〉」
立「何だ畏まって。コウラが私を役職名で呼ぶなんて下心がありそうで怖いな」
コ「下心ならいつもあるわよォ♡そのいい声を奏でる声帯を材料にしたらきっといい薬に(立「ところでシズクはいるかな?」
コ「シズクなら今イツキと外出してるわァ」
立「何?イツキと?」
立「あいつ
コ「薬を買いにねェ。でも連れてきた奉公人の子とナツキがいなくなっちゃって探しに行ってるのよォ」
立「何?ナツキも来ているのか。奉公人って物怪庵のか?」
コ「あらァ?聞いてないのォ?いい薬になりそうな子だったわよォ♡イツキたちや立法様ほどじゃないけどねェ♡」
立「ふーん。そうか。イツキには奉公人を雇うときは私に報告しろと言ったんだがな」
立「なァ、コウラ」
コ「はぁい?」
立「一つ、イツキに伝言を頼めるかな」
コ「いいわよォ。何かしらァ?」
立「その新しい奉公人を“物怪庵の奉公人”に認めるかは私が決める」
立「これは
〜in亀薬堂〜
「どう?雪菜に診てもらったら、そこまで傷は深くないって聞いたんだけど」
あのあと私達は亀薬堂に戻り、コウラにモジャくんを診てもらっている
コ「えぇ、大丈夫よォ。これぐらいの傷ならすぐ治るわァ」
よかった〜
シ「良かったな、ナツキ(ニコッ」
「うん。コウラ、シズクありがとう」
コ「じゃあ、店の方に戻りましょォ」
コウラ、シズクに続き廊下を歩く
スッ
コ「治療終わったわよォ」
芦「モジャ!神山さん、モジャの怪我の具合は・・・!?」
「大丈夫だって!安静にしとけばすぐに治るらしいよ」
芦「そっかー。良かった、本当に良かった!」
ピョン
芦「うわっ」
トン
芦「!」
モジャくんがジャンプして芦屋くんの肩に乗る
スリスリ
芦「モジャ!?」
そして芦屋くんに頬ずりする
シ「モジャはよく芦屋に懐いとるのぉ」
芦「お前ってヤツは・・・!」
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みき茶(プロフ) - ユキナさん» ありがとうございます!これからも頑張っていきます! (2019年1月21日 15時) (レス) id: 9d371a00b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 作品とても面白いです!いつも楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2019年1月20日 22時) (レス) id: 2523bf0056 (このIDを非表示/違反報告)
みき茶(プロフ) - ラビッツさん» 初めまして!お気に入り登録ありがとうございます。実際に感想が聞けるのはとても嬉しいです!できるだけ更新したいと思います。これからもよろしくおねがいします! (2019年1月12日 18時) (レス) id: f9fc16cb97 (このIDを非表示/違反報告)
ラビッツ(プロフ) - こんにちは初めましてみき茶さん。初めてみき茶さんの作品を読ませていただいています。私も不機嫌なモノノ怪庵が大好きでお気に入りに登録させていただきました。いや〜面白いです。これからも作品作り頑張って下さい。体調にもお気を付け下さい。 (2019年1月12日 12時) (レス) id: ece3e5eb52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みき茶 | 作成日時:2017年12月12日 18時