一ノ怪−厄始−(参) ページ4
ーKamiyama sideー
私の予想通り男の子と話すことになった
あの子(モジャモジャ)、寂しそうね
あとで遊んであげようかな
その前にこれか
芦「あの、あなたがアベノさんですか?」
安「俺がこの
「奉公人の神山Aです。よろしくね」
安「で、お前いつから働けるの?」
芦「(そうだ!)」
安「貧弱そうだけど他に応募してきたやつもいねぇし
お前でいいや」
イツキはハァとため息をつく
安「あの求人広告が見えたってことは少しは使えるだろうし」
イツキったらそんな言い方しなくてもいいのに
でも、バイトの面接を受けに来た感じじゃないけどな
概ねあのもふもふを祓ってもらいにきたってとこかな
芦「安倍さんスミマセン。実はオレ相談したくて電話したんです」
安「はぁ?相談?」
芦「最近このモジャモジャした奴に取り憑かれたみたいで困ってるんです!!
それであの広告を見てもしかしたらここで・・・」
芦「祓ってくれるかもと思いまして・・・」
イツキがそう簡単に祓ってくれるかな
安「いいぞ。祓ってやる」
芦「本当ですか!?ありがとうございます!!」パアァッ
あれ、珍しい
イツキったら優しくなっ
安「なんて言うわけねぇだろ」
安「帰れ貧弱」
だよね・・・なんとなくわかってた
だってイツキだもんね
芦「ちょっと待ってください!そこをなんとかお願いしたいんです!!」
安「何すんだっ 放せっ!!」
安「俺はお前が働きにきたと思ったから優先的にここへ通してやったんだ!!」
「あのね、他のお客様の仕事もあるの。もし祓ってほしいなら10日間待ってね」
芦「10日も!?」
安「待てねぇなら自分でなんとかしろ」
芦「・・・待たせていただきます」
「じゃあ、名前教えてもらっていいかな?」
芦「芦屋花繪です」
安「・・・芦屋?」
芦屋花繪くんか
「芦屋くんね、イツキ」
安「ああ、おい芦屋。仕方ねぇからそいつ今から祓ってやる」
芦「本当ですか!?でも何で急に・・・!」
安「気が変わった」
安「お前らは先に外出ていろ 俺は後から行く」
「わかった 芦屋くん、こっち」
芦「あ、はい!」
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みき茶(プロフ) - ユキナさん» ありがとうございます!これからも頑張っていきます! (2019年1月21日 15時) (レス) id: 9d371a00b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 作品とても面白いです!いつも楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2019年1月20日 22時) (レス) id: 2523bf0056 (このIDを非表示/違反報告)
みき茶(プロフ) - ラビッツさん» 初めまして!お気に入り登録ありがとうございます。実際に感想が聞けるのはとても嬉しいです!できるだけ更新したいと思います。これからもよろしくおねがいします! (2019年1月12日 18時) (レス) id: f9fc16cb97 (このIDを非表示/違反報告)
ラビッツ(プロフ) - こんにちは初めましてみき茶さん。初めてみき茶さんの作品を読ませていただいています。私も不機嫌なモノノ怪庵が大好きでお気に入りに登録させていただきました。いや〜面白いです。これからも作品作り頑張って下さい。体調にもお気を付け下さい。 (2019年1月12日 12時) (レス) id: ece3e5eb52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みき茶 | 作成日時:2017年12月12日 18時