③澤村の妹は青葉城西高校で岩泉の彼女【HQ】 (ページ49)

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#110！ページ49

大地side

遂に始まる春高一次予選。

これを乗り越えなければならない。

その先に繋げるために。

ピロンッ

菅原「大地～！大地のにメールきてるっぽい。」

大地「え？俺？」

さっきの着信音は俺宛だったらしい。

時間はまだあったので見る。

スガが横から覗き込んでいる。

『From大地兄

烏野は強いからきっと大丈夫！
だからって油断しちゃダメだからね！

いい報告期待してます(^^)
頑張ってね！

Dear依千花』

菅原「おお！依千花ちゃんはお兄ちゃん思いだな～。」

大地「そうだな。よし！行くぞ！」

合宿で他校のキャラの濃い奴らに揉まれながら、たくさんの武器も持ってきた。

それを成功させる、それだけだ！

依千花side

そろそろ、烏野の試合が終わると思われる時間。

1試合目の相手・扇西高校に勝ったというメールは届いた。

2試合目はまだ勝敗がついていないだけなのか、それとも…

練習をしている中、やはり気になっているようだ。

特に及川さんが何度も私の方を見ては知らせのメールはまだなのかを気にしていた。

ピロンッ

そこに届いたメール。

着信音がした途端、私に視線が集まるのを感じながらメールを開いた。

貴「烏野高校、一次突破です！」

そう伝えると、それぞれの反応を見せたが、先程までの練習よりもイキイキとし出したように見えた。

私ももう一度烏野と公式戦で戦える可能性が出来た事に安堵したのと同時にワクワクしている。

今年こそは全国に行く！

その思いで、再び練習を再開したのだった。

翌日。

伊達工も無事一次予選を突破し、2校が合宿所に帰ってきた。

そして全員が集められ、監督たちから告げられたのは、

「どこ行く⁉」
「◯◯行ってみよう！」

明日はオフにするという内容だった！

東京観光するも良し、ゆっくり休むも良し。

それぞれが行く場所を話始めたのだった！

～・～・～・～・～

※1日遅れ

犬岡Happy Birthday！