Mission 16 ページ20
ｳﾞｨｵﾚｯﾄ「チッ・・・これだから、役に立たないヤツは困るんですよ」
後ろに下がった
追い詰めるように、一歩前に出る
ｳﾞｨｵﾚｯﾄ「それにしても・・・何故、無敗ディーラーのお嬢さんがそんなコソ泥とご一緒なんでしょうか？」
主「あら、私をご存知でしたか」
ｳﾞｨｵﾚｯﾄ「えぇ。まさか、こんなにお綺麗だとは・・・」
主「フフフッ・・・ご期待に添えなくて残念です」
優美な微笑みを見せる一方
その笑顔の裏に、怒りを隠していた
主「・・・ふざけんなよ。テメェ」
ｳﾞｨｵﾚｯﾄ「・・・」
主「何が殺人人形だ。しかも、私はそんな顔じゃありません。ぶっ壊してやるよ」
ｳﾞｨｵﾚｯﾄ「・・・ククッ・・・ハハッ・・・アハハハハ！」
高らかに笑う声が、室内に響き渡る
ｳﾞｨｵﾚｯﾄ「・・・小娘の分際が、何が出来ると言うんです？
主「・・・私は一人じゃ無いからです」
ｳﾞｨｵﾚｯﾄ「ほざけ。小娘が」
主「・・・」
ヴィオレットに魔の糸が近づく
あの子と私とクロハしか知らない
筈だったのに
ｳﾞｨｵﾚｯﾄ「・・・やりなさい。お前たち」
スパァン！
カノ「えっ・・・？」
主「なっ！」
クロハ「・・・マジかよ」
普通の人間なら
よく目を凝らさないと見えない筈の糸が
いとも簡単に断ち切られた
ｳﾞｨｵﾚｯﾄ「丁度いい。貴方方にも紹介しましょうか」
私のコレクションの一部です
クロハ「・・・改造か」
明らかに、雰囲気が違った
横目で二人を見ると
驚きを隠せない顔をしていた
そして
主「どうして・・・何故、です？」
何時ものポーカーフェイスは崩れていた
それに、アイツらを知っているような口調
どういう事だ？
・・・まさか
カノ「ねぇ・・・どうして二人がここにいるの？」
二人は、私とカノを助けてくれたんですよ？
熱い火の中、二人を置いてきてしまったんですよ？
ねぇ
・
・
・
・
・
キド
セト
どうして二人は目の前にいるの？
火事で亡くなったんじゃないの？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ボカロ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハル - 「掴まってろよ。こんにゃく」 (2018年8月29日 16時) (
レス) id: 1914d0e9c8 (このIDを非表示/違反報告)
如月 刹那 - これは神作!! (2018年8月2日 9時) (レス) id: 39fbf0e6aa (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - クロハ＆シンタローかっこよすぎ〜ですね！ (2014年9月27日 23時) (レス) id: 6fbddfb359 (このIDを非表示/違反報告)
くろかのん - くろはかっこいいです！この作品すごいですね！感動しました（≧∇≦） (2014年7月17日 17時) (レス) id: 48893bdda6 (このIDを非表示/違反報告)
猫少年 - いまさら読み終わりました。本っ当読むの遅くてすいません(_ _:) すごいです！！完璧！頭良すぎ！ (2014年6月14日 16時) (レス) id: 6686909657 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月音 | 作成日時：2014年2月4日 20時
