-追 跡 記 録-

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「んふふ(笑)」




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すばる先輩に



告白っぽいことを言われてから



3日が経った。




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あれから、すばる先輩には会っていないから



特になんとも起こらず･･･。



相変わらず、あたしは



信ちゃんと仲のいい生活を



堪能していた。




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隆平『なに携帯見ながらニヤニヤしとんの(笑)


　 気持ち悪いで』




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こいつは、1つ下の弟の隆平。



明るいし 面白いし 優しいし、



自慢の弟だ。




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「えぇ〜、別にいいじゃ〜ん。


　ふふ(笑)//」




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過去の信ちゃんとの



メールのやり取りを見ていたら



目の前から パッと携帯が消えた。




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「あれ!?


　･･･って隆平!!


　何見てんの!!//」




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弟のくせに



あたしより背が高いから



携帯を取り返せない。




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隆平『姉ちゃん、彼氏できたん?


　 ････ふーん。


　 誰、そいつ。


　 許さへんから･･･。』




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平然と言ってるように見えるが、



さっきとは打って変わったように



怖いオーラを出す隆平。




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「あ、えっと･･･。


　信ちゃん、です････。」




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思わず丁寧語になってしまった。




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隆平『ふーん･･･。


　 ―――なんてな♪


　 お幸せにー!!』




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なんだ、冗談か･･･。



びっくりして、携帯を受け取るときの手が



震えて 携帯を落としてしまった。




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隆平『動揺しすぎ。笑


　 じゃ、僕 出かけてくるなぁ〜♪』




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さっきのは



本当に



演技?

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