Multicolored box

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夕方仕事を終えて横尾邸に行けば、可愛いチビちゃん達と、これまた可愛いにゃんちゅうスマイルのよこーさんが出迎えてくれてほっこり。


K「 おじゃましまーす！よこーさんなんかあったのー？ 」

Y「 いらっしゃい。んー？報告があってね 」

K「 あー！プレゼントのやつ⁈ 」

Y「 手洗いうがいしたらリビングおいでねー 」


そのままよこーさんはキッチンに消えてったから俺は慌てて手洗いうがいを済ませてリビングへ


ダイニングテーブルの上には美味しそうなご飯がズラリ…


仕事から帰ってきてこんなに美味しそうなご飯が並んでたらアイツ喜ぶんじゃないか？なんてふと思った


Y「 喜ぶと思うよ？ 」


えっ⁈ 心の声漏れてた⁈


Y「 みっちゃんなら気付いてくれると思って用意してた 」



そっとレシピが載った紙を渡されて俺はぽかーんと情けない顔してると思う


色々考えて、本人にも聞いてみたけれど特に情報もなくて、前に一度だけ俺が作ったオムレツがすごい美味しくて嬉しかったって言ってたのを思い出したらしい


オムレツ…ちょっと焼きすぎちゃってお世辞にも美味しいものではなかったはず…


それでもニコニコ嬉しそうに食べてくれたアイツの顔が浮かんだ


K「 よこーさんありがとう！俺がんばるね！」

Y「 太輔が好きなものまとめといたから、これとオムレツ作ってあげて？とりあえず冷めちゃうから食べよっか」

K「 はーい！いただきます！！」


よこーさんのご飯はどれも美味しすぎていつも食べ過ぎてしまう


こんなに美味しいご飯は作れないだろうけど俺なりに頑張ってみようかな


K「 わからなくなったらよこーさんに連絡してもいい？」

Y「 いつでも大歓迎だよ？ 」

K「 よこーさん大好き！ありがとう！！」


よし！あと3日しかないから明日から特訓だ！


少しでも美味しいって思ってもらえるように、幸せな誕生日だって思ってもらえるように、がんばるぞー！！

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