青❾⓿ ページ40
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"やっぱりこのまましげの家泊まる"
ともから昨夜来た連絡
今までの俺ならこのメッセージ１つにハラハラして
"気をつけるんやで"とか、"心配やから明日迎えに行く"とか送ってたと思う
でも昨日の俺はたった一言"わかった"だけで済ませていた
一晩経った今やってまだ帰ってきてないと気づいてもあまり何も思わんかった
それよりも…
"大丈夫やったか？"
望とのトーク画面を開いてメッセージを送ってる自分
アホやと思う。奥さんは心配せずに幼馴染を心配してるなんて。
でも一晩考えて気づいてしまったんや
俺の望への想いに。
�陲舛磴鵑量樵阿鯱�呼する望に苛立ったのも。
そんな望の口を塞ぐためにあんな激しいキスをしたのも。
全ては俺が望に惚れている証拠。
ともと過ごす時間が増えて、友と付き合って、結婚して…
望への想いは全て消え去ったと思ってた。
でも完全に消すことなんてできてなくて、望がΩと知った今、俺はまたあの頃のように望を好きになっていた
"望がΩやったらええな"
あの頃、どれだけ俺が願っていたことか
その願いが叶わなかったと落ち込んだけど、ほんまはΩで俺と望は番になれる関係やった
やっぱり、あの頃に俺が感じてた甘い匂いは勘違いやなかったんや
望が18歳になる前から微かに感じてた甘い匂い
それは望がΩやという象徴やった
"ガチャッ"
緑「ただいまー」
ともが帰ってきて慌ててスマホを閉じる
どうしよう。この気持ちに気づいたけど、今後どうしたらええのかはわかってない。
こんな気持ちのまま、ともと結婚生活は続けられない
だから離婚する必要がある
それはわかってるんやけど…
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年7月23日 15時
