四十二曲 ページ43
そして次は私とそらるさんのコラボ曲
途中で会話をするところがあって、噛まないか少し緊張する
センラ「行ってらっしゃい笑」
歌詞「頑張れ笑」
二人に背中を押され、深呼吸をし、舞台に上がる
反対側からはそらるさんが来る
曲は片想いしている女の子がその好きな男の子にアタックして最後には恋が叶うという話
私は演出上そらるさんを追いかけて歌い、そらるさんと段々と距離を縮めていく
『好きだけじゃ、ダメですか？』
セリフも噛まずに、感情を込める
すると、そらるさんはちらりと私をみる
『諦めるなんて、無理です』
『好き…です…。』
一番、二番と曲は流れ
このまま、何事もなく全て歌いきれると思っていた
そしてそらるさんとやっと手が届く場面
なんでかわからない、でも無意識に、ふと
『________っ！』
観客席、一番前に目を向けた
そこには私がソロで歌っている時は立夏ちゃんのうちわを持っていたはずなのに
いつのまにか持ち替えたのか«お前がいる価値無い、辞めろ»と、はっきりと書かれたスケッチブック
…それを見た瞬間、足の力が全てなくなって
倒れる
これで終わりだ、と感じる
…でも、私が倒れる事はなく、そこには床の冷たい温度じゃなくて、人の温かい温度
そして、そらるさんの良い匂い
そらる「頑張ってくれて…ありがとう。」
そして、台本とは違う、セリフ
そらる「…もう…頑張らなくても良いんだよ。」
そのセリフは台本なんかじゃなくて、私自身に言われているような気がして
でも、そのセリフに安心した私は、歌いきって舞台に戻ってすぐからの記憶がなくなっていて
________私はいつのまにか朝の日差しに包まれながら自分の部屋で眠っていた
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tsukki-(プロフ) - 優姫さん» その言葉とても嬉しいです笑、続編でもどうかよろしくおねがいいたします！ (2018年11月23日 16時) (
レス) id: dfe238afad (このIDを非表示/違反報告)
tsukki-(プロフ) - 麦ごはん。さん» 一番と言ってくださって凄く嬉しいです、これからも一番で居られるよう頑張りますのでどうかよろしくおねがいいたします (2018年11月23日 16時) (レス) id: dfe238afad (このIDを非表示/違反報告)
tsukki-(プロフ) - 麦ごはん。さん» 一番と言ってくださって凄く嬉しいです、これからも一番で居られるよう頑張りますのでどうかよろしくおねがいいたします (2018年11月23日 16時) (レス) id: dfe238afad (このIDを非表示/違反報告)
tsukki-(プロフ) - 夜さん» ありがとうございます、これからもストライクと言ってもらえるよう頑張りますのでよろしくおねがいいたします (2018年11月23日 16時) (レス) id: dfe238afad (このIDを非表示/違反報告)
優姫(プロフ) - 何で一回しか評価押せないの.... (2018年11月22日 20時) (レス) id: a847480144 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tsukki- | 作成日時：2018年10月21日 23時
