一曲 ページ2
「せんせぇ。暇ですねぇ〜」
『私は暇じゃないんだけど、歌い手はそんなに暇なの？』
「違いますけど…先生が一向に-暁-さんだと肯定してくれないからですよ」
『だから違うものは違うんだから仕方ないでしょ…』
放課後
一人でピアノを弾いている隣で椅子に座り机にダラァとしている子と二週間前からそんなやりとりをしている
事の発端は、私が初めて教員をする学校に歌い手の子がいたらしく、私の授業の日の放課後、このやりとりが始まったのだ
「だって歌い方とか、声とか、全てが-暁-さんそのものなんですよ？あ、聴きますか？歌」
『聞かないから。ほら、今日は生放送があるんでしょう？早く帰らないとみんなが怒るんじゃない？』
「あれ？今日生放送のこと話しましたっけ？」
『……………。』
「もしかして僕のことフォローしてくれたりしてるんですか！？」
しかし、二週間もこの子と話しているといつのまにか興味が湧いてくるのは事実
少しだけ気になり、呟きをのぞいてみると時々生放送をしているらしく、今日がその日だと言うことを知り、私は口を滑らせてしまった
その子は私をみて目をキラキラさせる、あまりにも輝いているものだからすぐに目を外した
「生放送まではまだ時間はあるからいいんですけど…まぁまた月曜日に来ます。先生の新たな一面も見れたんで、それじゃぁ、さようなら笑」
そんな私をみて少し満足したようにその子は席を立って教室から出ていった
そして私はホッと息を吐き、帰る用意を始める
……外は雨が降っていた。
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tsukki-(プロフ) - 優姫さん» その言葉とても嬉しいです笑、続編でもどうかよろしくおねがいいたします！ (2018年11月23日 16時) (
レス) id: dfe238afad (このIDを非表示/違反報告)
tsukki-(プロフ) - 麦ごはん。さん» 一番と言ってくださって凄く嬉しいです、これからも一番で居られるよう頑張りますのでどうかよろしくおねがいいたします (2018年11月23日 16時) (レス) id: dfe238afad (このIDを非表示/違反報告)
tsukki-(プロフ) - 麦ごはん。さん» 一番と言ってくださって凄く嬉しいです、これからも一番で居られるよう頑張りますのでどうかよろしくおねがいいたします (2018年11月23日 16時) (レス) id: dfe238afad (このIDを非表示/違反報告)
tsukki-(プロフ) - 夜さん» ありがとうございます、これからもストライクと言ってもらえるよう頑張りますのでよろしくおねがいいたします (2018年11月23日 16時) (レス) id: dfe238afad (このIDを非表示/違反報告)
優姫(プロフ) - 何で一回しか評価押せないの.... (2018年11月22日 20時) (レス) id: a847480144 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tsukki- | 作成日時：2018年10月21日 23時
