127話 遂に…？ ページ32
キヨ「どーすんだよ。」
レト「どーするったって仕方ないでしょ。」
ガッチ「まぁ、そうだけどさ。ファンに申し訳ないよな。」
生放送まであと三時間をきりスタッフ一同は諦めた不安でいっぱいになっていた
キヨ達も申し訳なさでいっぱいらしくかれこれ３０分どうしようかと話し合っている
キヨ「うっしーだって熱だしたくてだしたんじゃねぇだろ。」
レト「キヨくんじゃあるまいし不摂生って訳でもないからこれはもう仕方ないことでしょ。インフルみたいなもん」
ガッチ「インフル…とは違うんじゃない？笑」
キヨ「おい。まず俺に謝れ。」
しかし三人の話し合いはなんとも緩く聞いているこっちが大丈夫な気になってきて
『こちら側としては三人でもう一度プレイしてもらうという形になっております。分岐点を変えていただいて進行していただきたいと思っております。』
そう、解決策とまでは行かないが今回の進行を話す
キヨ「いや、まぁそれが一番だけどさ、分岐点変えたらさ、自分でプレイする時に一つ楽しみ減るだろ。ファンのこと考えるとそれは良くないと思うし、そっちもあんまりネタバレしたくなさそうだし」
レト「まぁ。それに分岐点変えたところで幾ら力入れてるからって始めらへんだからあんまストーリー的には変わらないでしょ？」
ガッチ「まぁ…でもねぇ…」
そのこちら側の意見にオブラートを包んでこの解決策のデメリットを教えてくれる
そういうところがこの人らっぽいけど
『しかしこの内容以上良い解決策がありません。すみませんがよろしくお願いします。』
私達からしたらこれしか出てこないのだ
頭を下げ三人に頼む
すると一瞬静かになった後
レト「もし良かったらだよ。本人だって色々あるかも知れないけどさ
………ヨルちゃん…うっしーの代わりに入ってくれない？」
と、私の目を見て言うレトさん
『……え…いや。あの。』
本当だったらNOとはっきり言えたのだけれど
それが言えなかったのは
…私の思考回路の中の一割ほどにその考えが出ては消え、消えては出ていたからなのだ。
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*:まりな:*(プロフ) - すみません。こんな事書くのもアレなんですが、沢山泣かせてもらいました…それだけ感情移入してしまって…気づけば夜の2時でした（関係ない）高評価したら負けだと思ってるんですが、させていただきます。これからも頑張ってください！ (2020年5月29日 1時) (
レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tsukki- | 作成日時：2018年7月13日 8時
