▽milk tea▽ ページ14
〜貴方side〜
-A宅-
家に入って鍵を閉めたAの前には柚姫が笑顔で立っていた。
柚｢お帰りなさいませ、お嬢様。(ﾆｺ｣
柚姫は今日は夕飯を作る必要がないのでエプロンを着けていない。
貴｢柚姫、ただいま-っ♪｣
Aは元気な声で言うと、思いっきり笑った。
柚｢山本様のお宅で、楽しまれてこられたようですね。｣
貴｢うんっ!あ、これお土産。｣
Aは持っていた物を柚姫に手渡した。柚姫がお礼を言うと、二人はリビングに入っていった。
お茶の準備をしている柚姫に、Aは今日のことを話していた。カラオケ大会やたくさんの友達ができた話をAは楽しそうに話している。
貴｢それから、野球部に入ったよ。｣
柚｢まあ、それはご主人様もお喜びになられますね。山本様がお誘いになったのですか?｣
柚姫はAの座るテーブルにミルクティーを運んできた。
貴｢うん。……ねえ、柚姫…。｣
柚｢どうされましたか?｣
入れたてのミルクティーを一口飲むとAは何かを考えるようにカップの中を覗いた。
貴｢…誰かに…手を握られて…胸がギュ-ッてなったことある?｣
Aの質問に柚姫は少し驚いた顔を見せたが、すぐに笑顔で答えた。
柚｢ありますよ。(ﾆｺ｣
その答えにAは心をなでおろした。
貴｢よかったあ…!てっきり病気になったかと思った!｣
Aの言葉にクスクスと笑う柚姫をよそに、Aはミルクティーをもう二三口飲んだ。
貴｢そうだよねっ!あれはいきなりだったし、手握られるなんて…別に珍しいことでも何でもないし!｣
Aは自分に言い聞かせるように呟いた。
貴｢たいしたことじゃないよね-♪……って、なんで柚姫笑ってるの?｣
柚｢いえ、お嬢様がお可愛らしくて…(笑)｣
Aは意味が分からなくて、首を傾げた。
柚｢でも、その症状はある意味、病気ですね。とても良い病気ですけど。｣
貴｢良い病気なんてあるの?｣
柚｢ありますよ、誰もが一度は経験する病気です。(ﾆｺ｣
Aは腑に落ちない表情を見せ、一口ミルクティーを飲んだ。
貴｢それで、その後どうなるの?｣
柚｢その後は…｣
柚姫は言いかけると言葉を止めた。
柚｢お楽しみ、にしておきます。(ﾆｺ｣
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奏音♪ - 悠さん
はじめまして♪
ありがとうございます☆
頑張って書きますねっ(^^) (2011年6月19日 12時) (携帯から) (
レス) id: 04960562ed (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - はじめまして!全部読みました!とっても面白いですね!更新頑張って下さい♪ (2011年6月19日 0時) (レス) id: 352ef496e0 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪ - 続き→ これからまた書いていこうと思うけど(自己満の駄作を…)、うちももう高２です(汗)
部活と勉強でだいぶ忙しいんです(T_T)
なんでほんとーにたまにの更新になります…(泣)
ごめんなさいm(_ _)m
そして心配してくれた方!!
どうもありがとう♪ (2011年6月18日 22時) (携帯から) (レス) id: 04960562ed (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪ - お久しぶりです＆ごめんなさいっ(>_<)
携帯壊れて、その後しばらく取り上げられてましたm(_ _)m
みんなに心配してもらって
申し訳ない気持ちもありつつ、嬉しかったです☆
地震とか津波の心配もいりません♪
愛知に住んでるんでね(笑) (2011年6月18日 22時) (携帯から) (レス) id: 04960562ed (このIDを非表示/違反報告)
真未 - 奏音♪さん・・・本当に大丈夫・・・？できたらでいいから、一言書けたら書いて・・・心配だよ・・・ (2011年4月29日 20時) (レス) id: 06da087ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏音♪ | 作成日時：2010年9月10日 18時
