7…霧の守護者の戦い-1 ページ9
｢おはよ、クロームちゃん｣
｢あ…楓、おはよう｣
｢調子どう？いよいよ今夜になっちゃったけど｣
｢大丈夫。それに骸様がいるから、楓は心配しなくていい｣
｢あーっと、骸君、昨日の覗いてたり…？｣
こくり、とクロームちゃんは頷いた。
やっちゃった。これは次はお説教モードの骸君だ。
なんだろう、やけに面倒見がいいというか、オカン属性持ちというか、僕の知能がお子様レベルだと思ってそうっていうか。僕年上なのにくそう。最初会った時ちっさかったのにくそう。
｢あっそうそう！差し入れに麦チョコ｣
｢…！ありがとう。嬉しい｣
｢あと犬君千種君にガムとあと適当にいろいろ持ってきたけどどこ？あっち？｣
｢二人なら、駄菓子屋に行ったと思う｣
｢また入れ違った！？…っていうかお金持っていって…る…？｣
首を傾げるクロームちゃんの視線をこっちこっちと誘導する。そこにはちょんと置いてあるお財布。
｢……ええと…｣
首を横に振るクロームちゃん。はい。わかりました。
｢僕いってくるすぐ戻るから待ってて｣
｢…いってらっしゃい…？｣
駄菓子屋っていうと山下りたあたりのしか思い浮かばないんだけどそこでいいよね！？違ってもそれほど時間はかからないでしょう。練習がてらほどほどのブースト発動全力ダッシュです。
｢…………み、つ、け、たーー！！！おい待てお二人様そうてめぇらですお財布忘れて何箱買いしようとしてやがるんですかーーー！！？？｣
｢…ん？…犬、財布持ってるって言ったよね？｣
｢あ？もちろんここに……………ここに………無いびょん…？｣
｢何故なら僕が持ってるから｣
｢楓！？まさか盗ったびょ｢君らが！！！忘れてったんでしょうが！！！｣
ごめん骸君こりゃオカンになる。仕方ない。
君はとても頑張っていると思うよ。
…クロームちゃんも心配だけど特に苦労してる雰囲気がないの。なんでだろう？
その疑問はわりとすぐに解消されてしまうわけだけど、それはまた後の話。まずは、
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はる(プロフ) - アイさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです。設定、めちゃくちゃすぎるかなぁと不安だったのですがそう言って貰えてよかったです。これからも頑張っていきたいと思います！ (2018年4月5日 9時) (
レス) id: d25b447d09 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - とても面白いです。ぜひ、続きを書いてください。他にも主人公が不老不死の小説を作ってください。楽しみにしています。これからも更新頑張ってください。応援しています。 (2018年4月4日 22時) (レス) id: 0be3608437 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2018年3月30日 14時
