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｢なぁ！？/うっそぉ！？/ムム！？/なぬ！？｣
扉が勢いよく開き、雪崩のごとく男達がごろごろごろと。
｢…おい独立暗殺部隊｣
｢てめぇら………｣
うっかり炎を手に灯し始めたXANXUS君を諫め、頭の中の画と目の前の光景を交互に意識に入れながら疑問を口にする。
｢へ、…へいストップストップー！…と、ルッスーリアさんは？｣
｢ディナーの準備に駆り出され中｣
あ、ちょうどいいかも。
客と言えるような言えないようなどっちつかずな立ち位置なので、何かしら手伝いたいと思っていたところだ。
｢なーる。僕そっち行くからあとはよっろしくぅー｣
｢このままでかぁ！？嘘だろてめぇ聞くことも聞けてね…っだぁ！？｣
｢るせぇ｣
…うん。…ドタバタし始めたね。取りまとめるのは苦手なので…
｢…みんな無事にお食事迎えられたら僕の泣く子も黙る絶品料理が待ってるからねきっとー！｣
｢お前飯作れんの！？｣
｢失礼な！仕事をサボり続けて追いかけ回されてもご飯出せば許された程度にはちゃんと作れますー！｣
｢うわ意外すぎ…ってか待てもしかして1人だけ逃げる気かよ！？｣
｢あー…XANXUS君、入ってほしかったらわかってるよね！｣
｢………｣
｢よね？｣
…調理場調理場…どこ……？…いや、匂いでどうにか…あ、あった。
｢楓ちゃんどうしたのかしら？｣
｢お手伝いに！｣
｢あら、ちょうどもう少し人手が欲しかったのよ、助かるわ♡それじゃあまずは………｣
おお…指示出すの上手いなぁ。その姿はプロの料理長…いや、プロの暗…殺者のはずなんですけど、それはともかく。
すごい、もはや戦場。ま、少しでも手を抜けば後がね。
そんなこんなあってルッス姐さんと呼ぶようになったり、夕食の時間も過ぎていったり。
そして今は個室に案内されてお風呂でリラックス中。ええ、ラッキースケベなんて展開ありえないのです、残念でしたー。
｢…しっかし、どうするかなぁ｣
呟きが反響する。…あまり心地よくないな、とそこから出る。
自分の底に眠る破壊衝動。彼はそれを見抜き、その上でこの提案を持ちかけた。
…つまりは、自分ではどうにかできると思っていても、傍から見ればすぐに表出してしまいそうなものなのかも…
｢しれない、か｣
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はる(プロフ) - アイさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです。設定、めちゃくちゃすぎるかなぁと不安だったのですがそう言って貰えてよかったです。これからも頑張っていきたいと思います！ (2018年4月5日 9時) (
レス) id: d25b447d09 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - とても面白いです。ぜひ、続きを書いてください。他にも主人公が不老不死の小説を作ってください。楽しみにしています。これからも更新頑張ってください。応援しています。 (2018年4月4日 22時) (レス) id: 0be3608437 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2018年3月30日 14時
