Cool Girl 2 (ページ9)

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スタジオにはファンタのみんなと
なぜかジェネのみんなも。

大「隣のスタジオでリハしてたから
隼くんの尋問込みで集まった！」

『尋問って…』

世「俺は止めたんだけどね」

みんなの後ろを覗くと半泣きの隼が。

『なにやってんの？』

「Aー…」

『ちょっと隼解放してよ』

そばに行ってみんなを睨む。

龍「まだ終わってない！！」

裕「だからどういうことや。これ」

玲「聞いてねーぞ！！」

『言ってないから』

涼「Aは俺だけだと思ってた…」

『ちょっとその誤解を招く言い方やめてよ』

大「どういうこと！？」

『ほら』

颯「大樹くんはだいたいズレてんねんて」

勇「俺もAとデートしたい！」

澤「俺もしたい！」

『いいよ』

「「おい！！！」」

黎「イケメンランキング1位の俺を差し置いて！」

『だからそのランキングなんなの』

勢いよく手をあげた慧人を皮切りに

慧「ハイ！僕は水族館連れて行きます！」

メン「ハイ！俺はカラオケ！」

『音痴じゃん』

颯「じゃあ僕もカラオケで」

『負けない』

颯「どういうこと」

堀「ハイ！ディズニーランドどう？」

『あり』

亜「ハイ！じゃあ俺、USJ！」

『ていうか、もともとは
相手亜嵐くんだったらしいじゃん』

大「そうなの！？」

『そうだよ。でも彼氏役なんかしたら
お兄ちゃんが怖いから断ったって』

亜「ちょっ！それは！」

大「亜嵐くん！どういうことですか！？
そんなこと一言も…」

亜「なんで俺彼氏役やってないのに
怒られんの！？ねぇ！」

お兄ちゃんが亜嵐くんに詰め寄る。

するとみんなが呆れ顔で

玲「じゃあ隼悪くねーじゃん」

涼「だって亜嵐くんが断らなかったら
こんなことになってないもんね」

隼「だからさっきからずっと言ってるのに
君たちは人の話を全然！聞いてない！」

『ハイ、隼解放～』

「助かったー…」

『うちのお兄ちゃんを筆頭に色々ごめんね。
代わりに謝るよ』

「A悪くないからいいのにー」

ひと段落したと思って話題を変える。

『あ、てか隼んち行くのいつなら平気？』

「ちょ、ここでその話は…」

「「「どういうこと！？」」」

ゆりちゃん、デート企画は
当分なしでお願いします。