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後日、出来上がった雑誌をゆりちゃんとチェック。
『めちゃくちゃよく撮れてる』
「その場でも確認したけどほんとによく撮れてるね」
『我ながらいい笑顔』
「Aちゃん、
めちゃくちゃ楽しそうだったもんね」
『楽しかった。隼のおかげ』
「それはよかった」
『亜嵐くんじゃこうはならないよね』
「そう?」
『絶対2人でふざけちゃうし
亜嵐くんめっちゃかっこつけそうだし
なんならかっこつけてるの見て笑っちゃう』
「ひどい言われよう…笑」
そして、発売日当日。
家出ようとしたら先に出てたお兄ちゃんから
「リハで使う靴忘れた」って連絡がきて
靴持ってお兄ちゃんがいるスタジオに行く。
『お兄ちゃーん。靴持っ…』
ドアを開けると私の声を遮って…
大「A!なにこれ!!」
『声でかい』
「声はたしかにでかい!で、なに!?」
『なにっていつも出てる雑誌じゃん』
「じゃなくて!ここ!」
隼とのデート企画のページを勢いよく開く。
「こんなんあるって聞いてないよ!」
『バレたか』
「バレるよ!毎月買ってるからね!」
『え、それはそれで怖い』
「なんなら購読してるよ!」
『え、やめてよ』
「かわいい妹を一瞬でも逃したくないからね!」
『理由がなおさらやだ』
お兄ちゃんと話してると中から声が。
玲「Aきた!!!」
黎「ちょっとA!」
勇「なにこれ!?」
堀「聞いてないけど!」
龍「おい!隼!どういうことやねん!」
メン「俺もAとデートしたい!」
『え、なんでみんないんの?デジャヴ?』
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作者名:なな | 作成日時:2020年2月15日 0時