紅一点×SnowMan⑥ (ページ37)

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慣れないことはするべきじゃないよね。
私は阿部ちゃんの後ろに隠れる。

阿『いい感じだったよ。』

「フォローありがと。」

深『山本さん。こちらのコーデのポイントは？』

店長さんに着ている服装のポイントをお伺いする。

ちなみにもこもこのブルゾンに、中はパーカー。
ロングスカートにハイカットのスニーカーを合わせた
コーディネートだ。色は全体的に淡めの色合い。

店長『松雪さんはSnowManさんの紅一点ということで、可愛らしさを意識させていただきました。普段はみなさんと同じような、カッコ良いスタイルのお洋服を着られているということが多いとお聞きしたので、あえて反対の格好にしてます。』

深『確かに、普段の感じじゃないよね。』

「うん。初めて着る系統のお洋服かも。だから新鮮。」

宮『姫、似合ってるよ。』

「舘さんありがとう。」

岩『なんかさ、翔太と並ぶといい感じじゃない？』

確かに。お互いカジュアルな感じで、爽やかさがある。
私はなべくんの隣に立って、わざと腕を組んだ。

「どう？」

佐『はい。だめー。』

阿『翔太の顔むかつく。』

さっくんと阿部ちゃんに強制的に剥がされて、
2人の間に立たされる。

「ここやだ。」

佐『いーじゃん。ベスポジよ？』

岩『ちなみにさ、地獄だったらどんな服だったの？流石に池崎さんではないっしょ？』

佐『確かに。見てみよーぜ。』

さっくんがごぞごそとBのカバンを開ける。

佐『うぉぉぉぉ。これはメイド服。』

アニオタのさっくんが大興奮してる。

「ほんとに天国選んでよかった。」

宮『これ着てる姫見たかったかも。』

岩『舘が言うとなんか違う世界の話に聞こえるんだよなぁ。』

深『次行きますよ？最後は俺だ。』

ふっかさんは、シメにふさわしく
ひょっこりはんの服装で。やっぱ最年長持ってるなぁ。

宮『おー。』

阿『わー！』

渡『うわっ。』

岩『お前すごいねぇ。』

「ほんとすごいよ。」

ふっかさんの引きの強さにみんな笑いながら
感心している。にしてもひょっこりはんって。

それからエンディングを撮影する。

岩『せっかくなのでね。この服装で原宿の街に繰り出したいなと。』

深『貴様は何を言っている？』

岩『ははっ。』

ひーくんなかなかすごいこと言うなぁ。