いち ページ1
突然やけど、トントンに彼女ができたらしい。
まぁ明確ではないのでただの女友達かもしれんが。
でもハタから見た奴が言うに彼女みたいな存在やったらしい。
てな訳で、トントンに直接聞いてみることにした。
｢なぁ、トントン。お前、良く同じクラスの女の子と一緒に居るって話聞くねんけど。ホンマなん？｣
まずはさりげなく。いきなり彼女なん？ なんて聞けへんからな。
もしかしたらただの女友達かもしれん。
そしたらトントンは少し考えてこう言った。
｢そう言えば、そうやなぁ。ある日突然『手作り弁当作ってきた』って言われて。せっかく作ってくれたんやし食べてみたら上手くてなぁ。それから毎日師団に遊びに来てるんよ｣
ほーん……。
トントンは食べることが好きやから、その子も弁当作ってきたって言って近づいたんか。絶対そうやろ。
｢どの子や｣
｢あの子。一番後ろの端に座ってる｣
指指された方を見ると、そこにはブロンド色の髪が映える、清楚な女の子がいた。
今は静かに読書をしている。
｢あんな子、いたっけ｣
｢おん、いたで。普段は物静かな子やから、分からんかったと思う｣
ほーん、と軽い相槌を打ちつつ、彼女を見つめる。
大先生に一回口説かれてそうやなぁなんて思うくらい良い顔立ちをしている。
瞳は赤く、片方の目が髪で隠れている。見るところ、普通の悪魔か……。
そこで、授業開始のチャイムが鳴ったのでトントン彼女がいる件話は終了した。
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ぐりんてぃ(プロフ) - ｢シーリル ドイツ語｣って打ったら出るかなって調べたらでなかったのでここで答え言います。｢シーリル｣とは｢白羽｣という意味です (2020年11月23日 21時) (
レス) id: 0dfba79748 (このIDを非表示/違反報告)
ぐりんてぃ(プロフ) - なコさん» あ！？ あ、ありがとうございます！ 更新頑張りますね！ (2020年11月1日 12時) (レス) id: 0dfba79748 (このIDを非表示/違反報告)
なコ - あ"〜かわぇー！なんでこんな神作品作れるんですか〜！！更新待ってんるで頑張って下さい！ (2020年11月1日 12時) (レス) id: 5cc4ee344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐりんてぃ | 作成日時：2020年10月22日 22時
