196華 ページ2
零華 「実久里様、着物お持ちしました」
するとお姉ちゃんが着物を持ってかえってきた
実久里 「ありがとう、零華」
そう言って実久里様は立ち上がり、代わりにお姉ちゃんが私のところに来た
零華 「A、着替えましょ」
『うん』
お姉ちゃんに手を引っ張られ、鏡の前に立たされた
そしてお姉ちゃんは手馴れた手つきで、着物を着せてくれる
『おねえ「実久里様から」え?』
零華 「話、実久里様から聞いたでしょ?」
私の言葉を遮って行ってきたお姉ちゃん
『……うん』
零華 「そのお客様ね、最初からAを指名してきたんだけどね」
え?
『そうなの?お姉ちゃんじゃなくて?』
零華 「私じゃないよ、Aよ」
まぢか……
零華 「初めてのお客様だったからね、一応説明して私じゃダメかと聞いたのよ」
『…………』
零華 「説明したうえでなお、Aがいいって、私じゃ無理って言われちゃった」
お姉ちゃんは苦笑して前に回り込んできた
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明桜(プロフ) - もずくとこん。さん» コメントありがとうございます!少しずつ更新していくのでこれからもよろしくお願いします! (2022年6月7日 10時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
もずくとこん。 - コメント遅れました!続編おめでとうございます!!物語の進め方が大好きです!無理せず頑張ってください! (2022年6月6日 21時) (レス) @page11 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - アウラさん» アウラさん、ありがとうございます!これからも更新を頑張りますのでよろしくお願いします! (2022年5月28日 21時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
アウラ - 続編おめでとうございます!これからも応援してます。頑張ってください! (2022年5月28日 20時) (レス) id: 6edb471501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2022年5月28日 16時