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いつの間に眠ってしまっていたのか
…なんて感覚、つい最近感じたばかりだから理解するのに時間はかからなかった
床の軋む音と体に布のかけられた感触にゆるりと目が覚める
既に暗い部屋は、廊下の電気で薄っすらと明るい
目を凝らせばそこにもうジン君はいなくて、
「まほと…？」
ぼんやりと見えるその姿
焦がれてたまらない、その瞳に久しぶりに私の姿が映った
私に布団をかけたらしい手が引っ込められようとしているのを
何を考える間もなく私は掴んで止める
どうして、なんて
回らない思考
今この瞬間のこれは私の故意
望まれている私はきっとこんな事もう聞いてはいけない
十二分に理解しているそれをどうしても許してほしくて
お酒の力を借りた、寝ぼけて判断のつかない今なら
きっと本音が出てしまう
だけど現状をこのままにする気もさらさらないから
きゅぅ…と締め付けられる感覚
手を掴んだまま私は上半身だけ体を起こした
「…どこ、行ってたの」
「…」
絞り出すように出た最初の言葉がこれだった
何を問いたいのかなんて決まっているけど
遠回りしてしまう自分にまた少し苛立って
それでも意味なくはないだろう
マホトは私を見下ろして、無言のまま
表情からは読み取れない思考に心臓が速くなる
嫌な予感を的中されるかのような沈黙
だってそれを黙っている理由はなに？
そもそも私が避けられている原因すらわからないのに
不満？不安？
そんなのマホトだって分かってるでしょ
なのに…どうして、どうして
疑問だらけで思考が埋め尽くされる
それ以外にもう何も考えられないのに
なのに、
「…女の、ひと？」
会ってたの？なんて
何も考えてはいなかったのに、無意識にその言葉が引っかかっていたんだ
ーーーーー
続編はこちらから↓
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ts2vovy9/
続く (更新停止中)
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あやの - よかったです！！これからもじゃんじゃんコメントしますね｡ﾟ(ﾟ＾∀＾ﾟ)ﾟ｡ (2017年9月10日 11時) (
レス) id: fa8761fcb7 (このIDを非表示/違反報告)
ももた(プロフ) - あやのさん» 通知がきていなくて今気づきました！(＞＜)じゃんじゃんコメントが本当に意欲に繋がって助かります！(笑)これからも頑張りますね(＾＾) (2017年9月8日 23時) (レス) id: f1aa9eefcc (このIDを非表示/違反報告)
あやの - よかったです(;_;)しつこいぐらいコメントしてしまって大丈夫かなって思ってたので…笑これからもじゃんじゃんコメントしますね！！ (2017年9月6日 12時) (レス) id: fa8761fcb7 (このIDを非表示/違反報告)
ももた(プロフ) - らぶさん» アプリではなく、インターネットで占ツクにログインして頂き、設定からR指定を表示するという項目があったと思います！そうすれば私の作品一覧に「連載裏ページ」と出ますとでそちらからどうぞ(^^) (2017年9月6日 7時) (レス) id: 9c4e44a43b (このIDを非表示/違反報告)
らぶ(プロフ) - 裏ページってどこから探せばいいですか？ (2017年9月6日 7時) (レス) id: 7069f75504 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももた | 作成日時：2017年5月26日 1時
