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やってしまったという気持ちが全くない訳ではない
いやむしろその気持ちの方が大きい気がする
あれだけ偉そうに、説教を垂れるように諭していたのに
俺もまた衝動的になってしまった
何故分からないんだと言わんばかりに
だけど抱いてしまった今感じているのは焦りと同時に少し満たされたような
手中に収めた、なんて
…それは思ってはいけない事、わかっている
だから彼女の為でサグワのため
何も失わないで、楽しく過ごしていくための手段
「……はぁ」
吸った煙を溜息と共に吐きだして、いっぱいになっている灰皿に押し付けた
最近はあまり吸わなくなった煙草
やめるつもりもやめないつもりもないけど、今はやけにうまく感じる
今日は早めに動画をあげられた
やるべき事がとりあえずは落ち着いた所で飯をどうするかといった時間
昨日に引き続き家にいて一緒に撮影したサグワはまだ編集中らしく、イヤホンをして真剣にパソコンと向き合っているからそれが終わったら聞こうと思い
それまでの暇を潰すためにスマホを手に取った
「…？」
瞬間、玄関の方からガチャガチャと扉が開く音が聞こえて
この場にいないへきトラの誰かかあるいは全員が帰ってきたか？なんて軽く思いながら
やってくるであろう扉の方に目をやれば足音はどんどん近づいて
それはとても自然に開かれる
「……」
驚いたのはなかなか帰ってこなかったジンがそこにいたからじゃなく
少し伏し目がちな彼女が、一緒だったからで
「お、お邪魔しま、す」
固まる俺と目があったAちゃんは口角を無理矢理あげて不器用な笑顔を見せながら
絞り出すような声でそう言った
"何事もなかった"を一生懸命体現するように
だけど頬も、耳も、真っ赤で
その原因が俺なのか…それともジンなのか
はたまた両方なのか
止めようとしていた思考が再び動かされる感覚
「ただいまー」
ジンは、まるで1人で帰ってきたかのようにあっけらかんとした口調でそう言いながらズカズカと部屋を歩く
だけど視線は確実に一度俺と合っていて
いやらしく細められた視線は、そういう事
ドカ、とソファーに腰かけて
笑いを堪えるように俺達"３人"を見る
分かりやすい挑発
なるほど、
「…やってくれるじゃねぇか」
独り言のように小さく小さく呟いた
きっとジンには届いた言葉
ニヤニヤとするジンとは打って変わって俺は眉間に皺を寄せる
どいつもこいつも、本当に
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あやの - よかったです！！これからもじゃんじゃんコメントしますね｡ﾟ(ﾟ＾∀＾ﾟ)ﾟ｡ (2017年9月10日 11時) (
レス) id: fa8761fcb7 (このIDを非表示/違反報告)
ももた(プロフ) - あやのさん» 通知がきていなくて今気づきました！(＞＜)じゃんじゃんコメントが本当に意欲に繋がって助かります！(笑)これからも頑張りますね(＾＾) (2017年9月8日 23時) (レス) id: f1aa9eefcc (このIDを非表示/違反報告)
あやの - よかったです(;_;)しつこいぐらいコメントしてしまって大丈夫かなって思ってたので…笑これからもじゃんじゃんコメントしますね！！ (2017年9月6日 12時) (レス) id: fa8761fcb7 (このIDを非表示/違反報告)
ももた(プロフ) - らぶさん» アプリではなく、インターネットで占ツクにログインして頂き、設定からR指定を表示するという項目があったと思います！そうすれば私の作品一覧に「連載裏ページ」と出ますとでそちらからどうぞ(^^) (2017年9月6日 7時) (レス) id: 9c4e44a43b (このIDを非表示/違反報告)
らぶ(プロフ) - 裏ページってどこから探せばいいですか？ (2017年9月6日 7時) (レス) id: 7069f75504 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももた | 作成日時：2017年5月26日 1時
