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中也は機械であるメルロに対して、彼は俺の側近だと堂々と言い放つ。




こんなことを言われて、心動かない部下はいるだろうか・・・



メルロの正体であるAは泣きそうだった。




そんな彼女をよそに、太宰と中也の睨み合いは続く。



太「宛もなく探す?機械に詳しいと言えない中也が?」




太宰は肩をすくめ、明らかに無理だと言うような態度をとる。



その態度に中也はご立腹だ。



中「うるせぇ・・・ッ!!・・・あ」





『・・・え?』





太宰ともめていた中也と、Aの目が合う。



バッとAに近づき、中也は彼女の手を取った。
そして、その青色の瞳を向けて、こんなことを言い放った。



中「頼むA・・・ッ!手前情報屋だったよな。人工知能メルロの居場所を特定してくれッ」





『え・・・えぇッ!?』




突然のことにAは慌てふためく。




当然だ。

自分のことを探してくれと依頼されているのだから。



『あ・・・あの、それは』




中「頼むッ!お前が望むだけ、報酬はだす!手前の情報収集能力の高さは首領も認めてる!頼む!」



あまりにも中也が必死で、

あのポートマフィアの五大幹部が頭を下げていて





あまりにもひたむきな態度に、Aは『出来ません』の一言を言うことができない。


肯定も否定もできない。




なんとも言えない空気が流れる中、太宰の言葉が響く。



太「まぁまぁ。中也がここまで頭を下げることも珍しいし、中也の家で詳しく話を聞けば良いじゃないか」




『えっ!?』




驚いたAが太宰の方を向くと・・・




ニヤリと笑った意地悪な笑みがそこにあった。

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出雲(プロフ) - 凛眞さん» コメントありがとうございます!呼び方間違えたかもしれません!次回作から改善しますね!情報ありがとうございます! (2017年10月9日 20時) (レス) id: ac01b1ef17 (このIDを非表示/違反報告)
凛眞(プロフ) - とても面白いですね!ところで思ったのですが、森さんは中也を「中原くん」ではなく「中也くん」と呼んでいた気がします!これからも更新頑張ってください! (2017年10月9日 19時) (レス) id: d97172139d (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - 紫猫日和さん» 夢主・・・つい驚いてボロがでましたね笑 これからもバタバタしながら頑張る彼女の応援、お願いします!更新頑張りますね!ありがとうございます! (2017年9月28日 17時) (レス) id: ac01b1ef17 (このIDを非表示/違反報告)
紫猫日和(プロフ) - 32話思いっきりメロルで喋ってる夢主可愛いです!更新頑張ってください! (2017年9月28日 16時) (レス) id: 1d1f3bbcfd (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - Pluieさん» わぁぁ!感動だなんて・・・コメント嬉しすぎます!これからも更新頑張りますね!! (2017年9月15日 7時) (レス) id: ac01b1ef17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:出雲 | 作成日時:2017年8月25日 21時

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