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緑色の閃光とともに現れた女性・・・
セミロングの茶髪、
小柄な体格、
綺麗と可愛いが混ざった顔立ち、
美人と評されるような、一般的な女性だ。
何故女性がここに現れたのか
彼女が何者であるのか
誰1人として理解をしていなかった。
ただひとり、太宰を除いて・・・
深く深く眠りについた女性を抱きかかえ、太宰は呟く。
太「久しぶり・・・A」
女性は、眠り続けていた。
与謝野の提案で、女性を医務室のベッドに寝かせる。
眠りは深いが昏睡と言うわけではなく、おそらく明日にでも目がさめるそうだ。
国「太宰・・・この女性と知り合いなのか」
彼女の頭を撫でる太宰に、国木田は口を開いた。
太「あぁ。彼女の名前は藍波A。
裏社会では名の知れた情報屋だ。いや・・・正確にはだった、だけどね。
マフィアも御用達の情報屋だったのだよ」
敦「だった・・・って。今はその仕事、やめたんですか」
太「4年前に突如裏社会から姿を消してね。界隈では行方不明や殺されたなどと噂されていたよ。
でも・・・あの様子を見ると自分から辞めたって感じだね。
流石の私もまさかマフィアにいるとは・・・思いもしなかった」
太宰が彼女を見つめる視線はとても優しく寂しげで、普段の太宰とは別人だ。
敦「じゃ、じゃあ・・・この女の人はマフィアの人なんですか？」
太「そうとも言い切れないな。もし彼女がマフィアのために全力で情報収集していたら・・・敦くんのことももっと早く見つけていただろうし」
太宰の言葉に、敦はヒヤリとする。
懸賞金をかけられて狙われていた身としては、そんな凄腕の情報屋に自分のことを調べられるなんて肝が冷える。
国「そもそも何故その情報屋が携帯電話から出てきたんだ！？」
誰もが思う、もっともな疑問である。
太「その話は・・・明日、彼女が目を覚ましたときにでもしようか。
・・・ってことで国木田君！私今日此処に泊まるからね！」
深刻な話をしていたと言うのに、太宰はケロッといつもの調子に戻り、とんでもない発言をした。
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出雲(プロフ) - 凛眞さん» コメントありがとうございます！呼び方間違えたかもしれません！次回作から改善しますね！情報ありがとうございます！ (2017年10月9日 20時) (
レス) id: ac01b1ef17 (このIDを非表示/違反報告)
凛眞(プロフ) - とても面白いですね！ところで思ったのですが、森さんは中也を「中原くん」ではなく「中也くん」と呼んでいた気がします！これからも更新頑張ってください！ (2017年10月9日 19時) (レス) id: d97172139d (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - 紫猫日和さん» 夢主・・・つい驚いてボロがでましたね笑 これからもバタバタしながら頑張る彼女の応援、お願いします！更新頑張りますね！ありがとうございます！ (2017年9月28日 17時) (レス) id: ac01b1ef17 (このIDを非表示/違反報告)
紫猫日和(プロフ) - 32話思いっきりメロルで喋ってる夢主可愛いです！更新頑張ってください！ (2017年9月28日 16時) (レス) id: 1d1f3bbcfd (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - Pluieさん» わぁぁ！感動だなんて・・・コメント嬉しすぎます！これからも更新頑張りますね！！ (2017年9月15日 7時) (レス) id: ac01b1ef17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：出雲 | 作成日時：2017年8月25日 21時
