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目と目を合わせてはっきりと。
私は真実を告げた。
中「・・・やっぱりそうかよ。何となく分かってたけどな・・・醤油買いだめしたこと知ってたし、寝不足で倒れたことも知ってたからな」
中也さんは帽子をかぶりなおして、私の方を見る。
その視線は怒っているわけではなく、この事実を受け入れたようでした。
今思えば、確かに無茶のありすぎた同居生活でした。
中「さて・・・洗いざらい教えてもらうぞ」
もう逃げたりしない。
ちゃんと中也さんと向かい合う。
『・・・私は4年前、あなたを裏切り、太宰さんの裏切りを助けまし「まぁ、私が一方的に彼女を巻き込んだのだけれどね」
ーーー!?
いつのまにか、私のすぐそばに太宰さんがいる。
太「彼女はそのことに負い目を感じて、マフィアで君の補佐官を始めたんだ」
太宰さんが私の言葉を紡ぐ。
私の声が震えていたから、助けてくれたのかもしれない。
『嘘を吐きつづけてすいませんでした』
中「別に怒っちゃいねぇよ。手前には何度も助けてもらったしな」
ようやく全てを話せたこと、謝ることが出来たことに安堵する。
中「それで、手前これからどう「そのことなのだけれどね」
ーーーー!?
不意に、グイッと力強く、太宰さんが私を抱き寄せる。
長身の太宰さんの体に、私がすっぽりと収まる。
途端に中也さんが眉間に皺を寄せた。
中「太宰手前ッ・・・!ソイツから離れろッ!」
太「彼女は私が連れて行く」
そんな中也さんに向けて、太宰さんははっきりと答えた。
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青鯖。(プロフ) - 出雲さん» 全然大丈夫ですよ!有難うございます! (2018年1月10日 19時) (レス) id: 87d9268c5a (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - 青鯖。さん» お返事遅くなってしまいすいません!ぜひ青鯖。さんの小説に載せさせていただきたいです! (2018年1月10日 18時) (レス) id: ac01b1ef17 (このIDを非表示/違反報告)
青鯖。(プロフ) - 出雲さん» はい!勿論です!!私、イラスト集を営んでいるのですが、そちらに載せる許可を貰いたいのですが…。 (2018年1月9日 20時) (レス) id: 87d9268c5a (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - 青鯖。さん» イラストありがとうございます!!こちら小説に載せさせていただいても良いですか??? (2018年1月9日 20時) (レス) id: ac01b1ef17 (このIDを非表示/違反報告)
青鯖。(プロフ) - 藍波さんhttp://uranai.nosv.org/img/user/data/9/c/7/9c72c58a63b60c2ba67c24aa0627d1fa.05.jpg 電脳少女メルロhttp://uranai.nosv.org/img/user/data/e/4/d/e4de4ba906237036327236814a8558b3.06.jpg出来ましたー!画質とかあんま良くないかも知れません…! (2018年1月9日 19時) (レス) id: 87d9268c5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:出雲 | 作成日時:2017年11月3日 18時