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データ30 ページ32

武装探偵社では・・・




社員が各々の仕事をこなす中、太宰治はデスクに座りある人物のことを考えていた。




名前は藍波A。



マフィア時代に交流があった情報屋であり、自分がマフィアを抜ける時に手助けをしてくれた。




もと取り引き相手であり、恩人でもある。




そして・・・逃走を手助けしたことに負い目を感じてしまった。

今はマフィア・・・というより、元相棒の中原中也のサポートをしている。




四年ぶりに本人と再会してから間もなく、正式にマフィアに入ったと聞かされた。





彼女は優しく、思ったことに真っ直ぐな人間だ。



自分が巻き込んだことで、グレーゾーンから完全に闇の世界に落ちてしまった。





今ならまだ間に合う。
引きずり出さなければ・・・と。





太宰は好機を狙い、考える。



そんな時、事務所に一本の電話がかかった。




受話器を取るなり、国木田の顔つきが変わる。





そして保留ボタンを押すと、ズカズカと太宰の元にやってきた。




国「おい太宰起きろッ!お前・・・また何かしでかした訳ではないだろうなぁ!」


国木田の怒り具合は普段の比ではない。



太「えー、なんでー」


彼女のことしか考えていない太宰の返事はとても緩く気も抜けている。




国「貴様に電話がきてる。相手は・・・内務省異能特務課だ」








相手の名前を聞くと、太宰の顔つきも変わった。







太「ーーーーーえ?私に?」








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青鯖。(プロフ) - 出雲さん» 全然大丈夫ですよ!有難うございます! (2018年1月10日 19時) (レス) id: 87d9268c5a (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - 青鯖。さん» お返事遅くなってしまいすいません!ぜひ青鯖。さんの小説に載せさせていただきたいです! (2018年1月10日 18時) (レス) id: ac01b1ef17 (このIDを非表示/違反報告)
青鯖。(プロフ) - 出雲さん» はい!勿論です!!私、イラスト集を営んでいるのですが、そちらに載せる許可を貰いたいのですが…。 (2018年1月9日 20時) (レス) id: 87d9268c5a (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - 青鯖。さん» イラストありがとうございます!!こちら小説に載せさせていただいても良いですか??? (2018年1月9日 20時) (レス) id: ac01b1ef17 (このIDを非表示/違反報告)
青鯖。(プロフ) - 藍波さんhttp://uranai.nosv.org/img/user/data/9/c/7/9c72c58a63b60c2ba67c24aa0627d1fa.05.jpg 電脳少女メルロhttp://uranai.nosv.org/img/user/data/e/4/d/e4de4ba906237036327236814a8558b3.06.jpg出来ましたー!画質とかあんま良くないかも知れません…! (2018年1月9日 19時) (レス) id: 87d9268c5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:出雲 | 作成日時:2017年11月3日 18時

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