【ハイキュー!!】1年生4人でTRPGやってみた！-Part1 (ページ20)

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19話　影山飛雄　倉庫ページ20

倉庫はゴチャゴチャとしていて汚い。

埃もすごいみたいで「ケホッ」と月島が咳払いをした後に「汚い…」と呟いた声が聞こえてきた。

月島「いろんなものがあるんですね。」

藍美「はい。結構なんでも揃っているかな、と思います。」

ポリタンクを元合った場所に戻すと軽く小さく笑い「どうぞ」と呟いて俺たち全員を中に入れる。

狭い倉庫に俺たち4人で入るのはすごく窮屈だった。

『＜幸運＞に成功すれば欲しいものが見つかる場所です。どうぞ。』

山口「うーん…。ツッキー、何か必要なものあると思う？」

月島「あの変な犬と戦う武器とか？」

日向「よっしゃ！じゃぁバットとかありますか？」

【日向：79→成功】

日向『あぶな…。』

『はい、ではあなたはバットを見つけることができます。』

影山「バレーボール…。」

月島「言うと思った。言うと思ったよ。だけど必要じゃないでしょ。」

影山「必要だろ。」

月島「却下。」

月島にすごい勢いで言われ、睨まれると口を噤んだ。

こいつは一回こうなると面倒くさい。

何か必要なもの…。

月島『KP、もう一回戻ってくることってできますか？』

『いつでもできますよ。』

月島「今ぱっと思いつかないからまた後で来る？」

山口「さすがツッキー！」

日向「バットノリノリで探した俺がバカみたいじゃんか。」

影山「お前はバカだろ。」

部屋から出ようとしたとき、ふと嫌な予感がした。

さっきも感じたことある。

ぶわっと身の毛がよだち、振り向くとあの犬がいた。

『蛍はSAN値チェックなし。他は成功で1、失敗で1d6どうぞ。』

【山口：95→失敗 33/35】
【日向：14→成功 71/72】
【影山：90→失敗 60/64】

『では、戦闘開始です。まずは藍美から。』

目の前に立った藍美さんは手をまた変貌させて殴りかかり、靄から出てきた犬はどこかへと消えて行った。