二十三日目 「信じて待つ」 ページ23
遅くならないうちに碧木君を帰して僕は修行をしていた
風「少し...よろしいですか？」
貴方「ん？なに」
修行の最中に珍しく風が声を掛けてきたものだから、慌てて駆け寄った
話の内容は大体分かってる
風「碧木大河、彼はおそらく...」
貴方「うん、知ってる」
碧木君がヴァリアーだとうことだ
貴方「...でも僕は彼を信じて待つよ、それしか僕には出来ないからね」
軽く笑いながらそう言えば、風は笑い返してくれた
僕はすぐさま修行に戻る
風「そういえば...リボーンからこれを貴方にと」
そう言い差し出されたのは、ペンダントだった
貴方「綺麗...」
真ん中に橙色の宝石がはめられている
その宝石はとてつもなく綺麗だった
思わず口に出してしまうほどで
透明で透き通っていて、この世の物とは思えない程
僕が今まで見てきたものの中で、一番綺麗な物と言っても過言ではなかった
暫くその輝きに目を奪われ、宝石を眺めていた
風「それは初代ボンゴレ虹の守護者がつけていたもので、初代ボンゴレボスが虹の守護者にプレゼントした物らしいです」
貴方「えぇっ?!そんな凄い物をなんで僕に?!」
触るだけで罰が当たりそうだよ?!
初代ボンゴレボスが虹の守護者にプレゼントした物か...
やっぱマフィアってすげぇな
絶対金持ちじゃん
こんな高価なものプレゼント出来るなんて
風「貴方だからこそです、貴方は初代虹の守護者のたった一人の血縁者なのですから」
初代虹の守護者のたった一人の血縁者？
貴方「...はぁああぁぁあ?!」
余りの驚きに僕は声を荒あげてしまった
初代虹の守護者って?!えぇっ?!
貴方「ぼぼぼぼぼ僕が?!」
ない、絶対有り得ないよ!!
そう思うが、風はニッコリと笑い返してきた
...と言うことは...嘘じゃないんだ
てか、マジで？
僕がだよ？この僕がだよ？
正直、僕は信じられずにいた
風「あと、初代ボンゴレボスと初代虹の守護者は血が繋がった従姉弟同士とも聞いていますよ」
貴方「Nooooo!!」
それか、僕達家族が狙われていた理由は
それよりも、じゃあ僕はノーノさんと血が繋がってることになる
........マジで？
それってかなりヤバくね？
僕はもう一度、ペンダントを見詰めた
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須塔(プロフ) - 江戸猫さん» 有難うございます!!頑張ります!! (2018年4月7日 11時) (
レス) id: 74437b1eb3 (このIDを非表示/違反報告)
江戸猫 - 面白いから頑張ってね (2018年4月7日 11時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばさ | 作成日時：2018年4月2日 12時
