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三十話 置き去りは嫌い ページ30

意識が段々戻ってきて、目が開けた時に映ったのは綱吉だった

でも綱吉は余りにも何時もと違う雰囲気を漂わせていた

額には炎、手にはグローブ、顔立ちも凛々しい

僕は目を疑い、思わず眼鏡を掛け直した

リボ「あれは紛れもないツナ本人だぞ」

そんなことをしていると、隣に来たリボーンがそう言った









「えっ?!絶対嘘だ!!」

綱吉はこうなんか...自信なさげで何時もヘタレで...少なくともあんな奴じゃなかった

僕は声を荒上げながらその場に立ち上がった

リボ「嘘なんかじゃねぇぞ、彼奴をよく見てみろ」

「そんなこと言われても!!あれが綱吉だなんて信じられるわけないだろ?!」

そんなことを言い終わり、綱吉と六道骸の方に顔を向けると

綱吉は六道骸を倒し、元の綱吉に戻っていた









「嘘....本当に綱吉だったんだ」

僕は思わず狼狽えていた

心做しか眼鏡がずり落ちてきている気がする

そんな中、城島犬が六道骸のことについて話していた

暫くして気付けば六道骸達の首には首輪がついていた

話を聞くと奴らは復讐者と言うマフィア界の掟の番人で法で裁けない奴らを裁く謎の組織らしい

見た目からも恐ろしいな...

とか思っていると、医療班がついたらしい

怪我人を一斉に運び出した

そんな中、突然綱吉がしゃがみ込んだ









綱吉「いでででで!!なんだこれ?!全身筋肉痛だよー?!」

リボ「小言弾のバトルモードは凄まじく体を酷使するからな。体への負担が痛みとなって返ってきたんだ」

...うわ...辛そうだな

暫くして綱吉は踠き苦しむと意識を失った

リボ「あまりの痛みに気を失いやがった、がっつり鍛えねーとな。でも九代目の指令はクリアだぞ、よくやったなツナ。俺も家庭教師として…ねむい…ぞ」

それに続きスピーっと寝息をたてて寝るリボーン

「えっちょっ?!僕、置き去り?!」

僕はいまの状況に思わずツッコミをいれた








(死ぬ気モードって、違和感しかないよね)

(何がなんだ?)

(だって、額で炎が燃えてるんだよ?怖くない?)

三十一話 春の日は嫌い→←二十九話 刺されるのは嫌い



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二ーノ(プロフ) - 結由さん» わわっ有難うございます、はい頑張ります!! (2018年1月20日 13時) (レス) id: da3258a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
結由(プロフ) - すごく面白かったです。『え?もっと読みたい』ってなりました。更新無理せず頑張ってください! (2018年1月20日 13時) (レス) id: 6676595c60 (このIDを非表示/違反報告)
ユウK(プロフ) - さなさん» 有難うございます!!頑張ります!! (2017年12月27日 7時) (レス) id: 6142a92764 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 面白いです!すごいうまくて、更新頑張ってください! (2017年12月27日 7時) (レス) id: 0c95e52db9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚犬 | 作成日時:2017年12月9日 16時

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