391色目 ページ42
「うめぇかwwいっぱい食えなwww」
美味しいと目をキラキラさせている短刀達に、別のテーブルに座っているクルーたちも目じりが下がって温かい目で見ている
「そういやエース、スープもあっただろ」
「スープは腹に溜まらねぇだろうから除外した」
「除外すんなっ」
「サッチ隊長スープ持ってきました」
「おぉwwありがとよ」
別の小さい鍋に移し替えて、取り皿とスプーンも持ってきてくれた・・・このクルーも短刀達が気になり見てみたかったのだろう
「今日の昼はかぼちゃスープにしたんだぜ」
いい感じにできたから飲んでみろと取り分けてくれた
因みにこんのすけは下で、キツネと言ったら油揚げだろうと冗談で言ったイゾウの一言に喜んで食いつき油揚げを頬張っている
「はぐーっ・・・こちらでも油揚げが食べられるとは思いませんでした」
「俺はコイツが喋るとは思っていなかったけどな」
イゾウが和食が食いたいと言うので油揚げはこの船にあったりする・・・これは意外と手に入るようで
「すーぷ美味しいです」
其々食事を楽しんでいると、いきなりガシャンっ!!とお皿に何かが激突する音が聞こえる
それにビクッと短刀たちが反応する
目に入ったのは、お皿に顔を完全に突っ伏しているエースの姿
「!!え、えーすさんがっ!!」
「ど、どうしましょうっ、えーすさんがった、倒れっ!?」
「大変だっ;;」
そんなエースの姿を見た短刀たちは、大変だとパニックになっていた
周りのクルーたちは何時ものことだとかなり冷静・・・というかスルーな感じだったが
「大丈夫だよ」
「いつものクセだからな」
「エース、起きろい・・・ちび共が心配してんぞ」
「んあ・・・寝てた」
「ね、寝てた?;;」
「・・・食べてる途中で?」
「グスッ・・・大丈夫、ですか?」
「・・・どうした五虎退、マルコにいじめられたか?」
若干泣いている五虎退を見て、座らせた本人(マルコ)に何か嫌なことでもされたかと首を傾げるエース
「おめぇのせいだよぃっ」
そんなエースの頭に拳骨が入った・・・痛そうだ
ギャグの様な(完全ギャグ)大きなたんこぶが目に見えてできている
「い、痛そう;;」
「痛そうです;;」
「いってぇ!!覇気使うなよ」
「覇気纏わねぇとお前は殴れねぇだろうがよぃ」
「ほら、これ美味いよ」
「これも食ってみな」
クルーたちはこれもいつものことだと全然心配しちゃいなかった
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べっこうあめ(プロフ) - コメントありがとうございます、初めは怪我をさせるつもりは無かったのですが、小さい子はよくこけるイメージなのと、こけたら絶対可愛いのでやりました。秋田君をこけさせようと思いましたが流石に学習するかなと包丁君にこけてもらいました後悔はしていない (2022年7月28日 0時) (レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
とある本丸の審神者 - いつも楽しく見させていただいております!ん?待って待って待って…ワンピの世界に審神者居ないんだったらどれだけ手当しても治らないんじゃ…(;^ω^)審神者とお兄様たちの反応が怖いよ〜((;゚Д゚)) (2022年7月27日 23時) (レス) @page47 id: e4707f5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
魅髑(プロフ) - 初めまして 355話の薙刀の登場文が巴形2振りになってます どっちかが静形ですよね? (2022年6月16日 23時) (レス) @page6 id: 1199b4c68b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:べっこうあめ | 作成日時:2022年6月12日 14時