371色目 ページ22
「えーっ!そうなの主っ!人妻になって俺を撫でてっ!」
『何だろ、ここだけ聞いたら物凄く誤解されそうな会話;;』
唯の審神者の私じゃダメかな?;;
『と言うより、一人じゃ人妻にはなれないんだけど;;』
相手がいないと…そんな奇特な人いなだろうし
「(奇特じゃなくても主を誰か他の男にやるつもりはないからな)」
「いててっ;;」
「あぁ、スマンスマン、つい力が籠ってしまった」
無意識に洗っている指に力を込めてしまっていたようで、後藤から声が上がる
『じゃあ、流すから口に入らない様にしっかり閉じてね』
ん!と言っている包丁に可愛いなぁとお湯をかけ、顔にかかっている水を拭う
五虎退達は洗い終わり先に浸かっていた
『五虎ちゃん達、10数えたら出ようか…清光君達がスタンバってくれてるハズだから』
1，2…と数えてるのを聞きながら、包丁が体も洗ってほしいと言ったので、ボディータオルで泡立ててそっと擦っていく
「10…僕たちお先に失礼します…あ、主さまありがとうございました」
お湯に浸かっていたため、ほんのり赤い顔でそう言われ、心を撃ち抜かれた
『湯冷めしない様にね』
泡を流した手でその小さい頭を撫でて清光たちの方へ行くように促す
「はいっ」
「あぁ〜…僕が小さい子の背中を洗てあげたかったですっ」
包丁を見てがっくりとうなだれる毛利…そんな毛利を問答無用で洗い始める乱
その光景を見て、扱い慣れてるなとどこか感心する鶴丸
少ししたら、呼んでくれたのか残りの短刀＋が入ってきた
「主君、僕主君に洗ってもらいたいですっ」
「主さん俺も―」
秋田と蛍丸が寄ってきたので、ローテーションの流れを説明した
『包丁君達も10数えたら出て清光君達の所へ行ってね』
「あれ、信濃意外…主さんに洗ってもらわなくてもいいの?」
「だって、もう二人分いるし…明日でもいいかなーって」
信濃なりに気を使ってくれたようだ…こちらとしては2人でも3人でも変わらないがその心遣いを有難く受け取っておく
そこから短刀達が洗い終わり、脇差、打刀へと突入した
ここら辺からは自分でも洗えるサイズになってくるので、見守ることの方が多く少々…いや、大分つまらない(A的に)
『ちっちゃい子が頑張って頭洗ってるのは可愛い…可愛いけどっ…』
「主、僕主に洗ってもらいたいな」
『!!勿ろ』
「安定は俺が洗ってあげるよっ」
「何でだよっ!」
Aの言葉に被せて清光が洗ってやると安定の方へと向かって行った
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べっこうあめ(プロフ) - コメントありがとうございます、初めは怪我をさせるつもりは無かったのですが、小さい子はよくこけるイメージなのと、こけたら絶対可愛いのでやりました。秋田君をこけさせようと思いましたが流石に学習するかなと包丁君にこけてもらいました後悔はしていない (2022年7月28日 0時) (
レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
とある本丸の審神者 - いつも楽しく見させていただいております！ん？待って待って待って…ワンピの世界に審神者居ないんだったらどれだけ手当しても治らないんじゃ…（；^ω^)審神者とお兄様たちの反応が怖いよ〜((；ﾟДﾟ)) (2022年7月27日 23時) (レス) @page47 id: e4707f5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
魅髑(プロフ) - 初めまして 355話の薙刀の登場文が巴形2振りになってます どっちかが静形ですよね？ (2022年6月16日 23時) (レス) @page6 id: 1199b4c68b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年6月12日 14時
