494色目 ページ45
10分経ったので、ひっくり返してもう10分…片面も焼けた頃合いなので一つ開けて爪楊枝で焼けているか確かめる
生地が付いてこなかったのでちゃんと中まで焼けていた
そしてこの工程を何行程か行い生地も人数分できた…洗い物は無いのでいつもより少し遅めだがおやつタイムだ
『ちょっと時間かかっちゃったね;;フライパンで焼いた方が作業してる感もあるし分かりやすいかなって思ったけど;;』
大人数分向きじゃないね;;今後の他刀種の時のいい参考になりそう
「僕は楽しかったですよ」
「わたくしも、初めての調理…楽しかったです」
参加してくれている全員が楽しかったと言ってくれた
『ありがとう!私も楽しかったよ、今後もまた楽しくやろうね』
この口ぶりから、一回で終わるつもりはないらしい
全員分盛り付けつつ、おやつができたと呼びに行ってもらった
「おいしーい!」
「よくできているよ、鯰尾、骨喰、白山」
「この生地は…紅茶か」
『鶯丸君、鶯丸君の紅茶を拝借したから後で買い足しておくね』
「あ、だからこの生地めちゃくちゃいい匂いがするのか」
ワイワイガヤガヤ久しぶりの男士達との楽しいおやつタイムを満喫したA
『愛染君ここ、クリーム付いてるよ?』
「ん?どこだ?ここ?」
『もう少し外側かな』
「国俊ここだよ」
「いふぇふぇっ;;」
目標を外している愛染を見兼ねた蛍丸が、紙ナプキンでゴシゴシとその部分を拭いているが、如何せん力が強い
口元が赤くなっていた
「蛍…もう少し弱くしてくれ…」
『あらら;;後で手入れしようか』
次はどの刀種とどんなものを作ろうかとワクワクしながら今回の色々を踏まえて構想を練る
今日は久しぶりの出陣…鍛刀もして終わるのを待っている30分という時間を叩き出したので、短刀内でのレアの誰かだろう
出陣組を出迎えて、報告を聞けばもう鍛刀が終わっている時間帯だった
『顕現しに行くね』
「誰が来てくれたんだろうね」
今日の近侍は光忠だ
『30分の短刀ちゃんって平野君しか知らないなぁ』
「厚君も確か30分だったはずだよ」
後は…僕たち長船派の短刀謙信景光君かな
『光忠君達の刀派の短刀ちゃん…どんな子かな？楽しみ』
まだそうだと決まったわけではないのにもうその子と会う気満々のAにその子かどうかまだ分からないよ主と、名前を言っただけだが無駄に期待させてしまったのでオロオロと焦る光忠
『おｗ平野君ではなさそう』
じゃあ顕現しますと手をかざし霊力を流す
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べっこうあめ(プロフ) - ありがとうございます。修正いたしました (2022年10月20日 12時) (
レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
萢 - 初めまして?ですかね。えっと440色じゃなくて490色かと思われます。修正お願いします (2022年10月20日 12時) (レス) id: 08d4531c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年9月5日 1時
