488色目 ページ39
『あのね、実はね…』
毛利から聞いたことや、この前こんのすけに説明してもらった事実を白山に話す
『白山君はどうしたい?春ちゃんの近くにいるか、政府に戻るか、別の本丸に行くか、うちの子になるか…刀解か』
私はどの選択でも白山君が選んだことなら応援するから
「…わたくしは、あるじさまの刀剣ではないのですか?」
『私が色々先に顕現しちゃったけど、白山君のお話しとかどうしたいかを聞いて白山君の意志を尊重しようと思って』
うちの子になってくれるのが私的には嬉しいけど、こっちがいいっていうのがあったらそっちを優先するよ
「このまま･･･あるじさまの刀剣でいさせてください」
『!ありがとう!!今日からよろしくね』
二人のやりとりを静かに見守っていた粟田口の皆も嬉しそうに白山の近くに寄ってきた
『その狐さんはなんて呼ばれてるのかな?』
鳴狐君たちは、鳴君と狐君って呼んでるんだ
「このキツネは通信機なので名前等はありません」
『白(しろ)君って呼んでもいい?』
「あるじさまのお好きなように」
よろしくね白君と頭を撫でると心なしか嬉しそうな表情に見える
『皆白山君たちを本丸案内してあげて』
「任せてよ!」
「はーい!」
まずはねぇ
こっちは･･･
短刀達が白山を連れて大広間から出ていくのを長谷部と青江とで見送った
刀掛けは自分でなおすと言ったので、なおしに行こうとしたらいいよ、主はまだ報告とかあるだろう、僕が持って行くよと青江がさっさと持って行ってしまった
それにありがとうと返して、こんのすけに担当への報告をお願いした
ここでの話しも記録してあるので、男士達が集まった時に話してもらえるようお願いもしておいた
昨日は白山の歓迎会と無事帰還できたことの祝いの宴だった
サッチやコックの料理も勿論美味しかったのだが、やはり光忠と歌仙の料理が一品だとしみじみ思った
久しぶりの男士達の料理がいつも美味しいが、いつもより美味しくて感動しまくっていたA
そして、留守の間にあったことも教えてもらった
別本丸の鶴丸国永が出陣やブラック本丸以外の所で折れる事件があったとのこと
それ絡みで全国の審神者が招集をお願いされたが、うちはいない状態だったので担当が断り自分たちは本丸内で待機していたこと等
丁度その別の鶴丸国永が折れる感じを感じ取っていたことを告げると、やはり霊力の質が良く多いためだろうと石切丸たちから言われた
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べっこうあめ(プロフ) - ありがとうございます。修正いたしました (2022年10月20日 12時) (
レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
萢 - 初めまして?ですかね。えっと440色じゃなくて490色かと思われます。修正お願いします (2022年10月20日 12時) (レス) id: 08d4531c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年9月5日 1時
