477色目 ページ28
『なんでその船にあったか分からないけど…これ、手入れしてあげた方がいいんじゃ』
顕現するしないは後でこんちゃん呼んで相談しようか
「そうね、見る感じ重傷寄りの中傷みたいだし」
刀身がボロボロでその姿ってことは…顕現されて人型だったけど解けて元の刀に戻ったってことだよね
「重傷じゃないのに顕現が解けてしまうことあるんですね」
「こっちにきて霊力供給がなくなったからとか?」
「それなら弟たちもそうなっていたのでは」
『取り合えず、手入れしてあげよう』
サボから折れないよう慎重に受け取り信濃の手の上に乗せた…刀掛け等無いので信濃が持つと言ってくれたのだ
Aと男士達の言っていることが分からない麦わらの一味と革命軍二人は首を傾げて見守っていた
鈴を振って手伝い札を出した時には一層騒がしくなる…主にルフィ達が
「あそこ…やたら人が集まっていますね」
「…主さまたち何かしてるのかな」
「主たちは何をやって…」
そこへ、甲板に戻ってきた左文字兄弟と鶴丸が、自分たちが元居た場所に人が多く集まっている光景を目にする
この三人はずっと頑張って解析をしてくれているこんのすけに差し入れと状況を聞きに行っていた
Aの部屋に籠って頑張ってくれている
『よーし、手入れしますっ』
「手入れ?誰かケガして…っ!待て主、手入れはっ」
A達に近づくと、手入れしようとしているところだったが、Aがそう言った瞬間何やら嫌な感じがしたため待ったをかけようとする鶴丸
『…あれ?なんか何時もみたいに霊力が入っていってる感じがしない…拒まれてる感じでもないｎ…』
「主っ!?」
「優癒子っ!?」
意識が落ちたかと思うと、グラリと体が傾く…それを横にいた清光がとっさに受け止める
今回も座っていたため、それ程勢いもないが、硬い甲板に激突することは避けられた
そして、かなりの既視感…前にもこのようなことがあった…そう、あの時の毛利の時のようだ
「!!あ…主さまっ…」
「お小夜…」
離れていても、倒れる瞬間はバッチリ見えてしまっていたので咄嗟にAに駆け寄る小夜を追いかける宗三
「…やってくれたな…」
「こ、これって…前と同じような…呪い?」
「…今回は手入れしようとしたら昏睡するような呪いだろう…」
なぁ、そうだろう?
かなり冷えた声で誰かに向かってそう問いかける鶴丸
「え?どういうこと?;;」
「主が手入れしようとした瞬間、少しだけだが主とは別の嫌な霊力を感じた」
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べっこうあめ(プロフ) - ありがとうございます。修正いたしました (2022年10月20日 12時) (
レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
萢 - 初めまして?ですかね。えっと440色じゃなくて490色かと思われます。修正お願いします (2022年10月20日 12時) (レス) id: 08d4531c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年9月5日 1時
