470色目 ページ21
「ただいま主、ごめん･･･見つけられなかった」
「･･･でも、情報は掴めました」
『お帰りみんな･･･お疲れ様』
戻ってきた皆を出迎えたAは気落ちしている男士達に大丈夫だと励ます
そして、先程のこともあるので触っていいかと戻ってきた男士達も大丈夫だと分かってはいるが
確認も兼ねて触る
「主どうしたの?」
「･･･僕たち、怪我はしていませんけど」
『ん、ちょっとね･･･あ、小夜ちゃんが言ってた情報って?』
「最近この島で人攫いが多発しているそうです」
「女性と子供ばっかだって」
「･･･まるこさんたちが言うには、おーくしょんに出すために攫ってるんだろうって」
『え!?お、オークションっ!?ひ、人の!?』
小夜たちはオークションが何なのかイマイチよく分からない(マルコたちが渋い顔をしていたのできっと良くないことだろうとは思っている)ためピンと来ていないが
「だから、マルコさんたちは人攫いの情報も集めつつ、オークションについての情報も探るって言ってた」
「ヒューマンオークションか･･･厄介だな」
『え、そう･･･なの?;;』
「まだ小規模なところだと金持ちとか、三下の海賊、貴族くらいが来るだろうから奪還も簡単だろうし、オークション会場ごと潰しやすいが･･･デカいとこだと天竜人が来る可能性がある」
そいつらに買われたら俺たちでも奪還がしにくくなる･･･アイツら厄介なんだ色々とな
エースの言葉にAと粟田口の面々がサーっと青くなる
『そ、そんな･･･』
「も、もう･･･五虎退と･･･会えないん･･･ですか?･･･」
「まぁ、まだそうと決まったわけじゃねぇからマルコたちが戻ってくるの待ってようぜ」
余計なことを言って不安を増幅ささてしまったなと後悔しながら泣きそうな秋田達の頭を撫でて落ち着かせる
「エース隊長、船の外に麦わらの一味が来てますが」
クルーの一人がそう呼びに来たので甲板の縁まで行ってみると、下にはナミたちと見たことない二人がいた
「エース−!!」
満面の笑顔で手を振る･･･エースの弟の麦わらのルフィとルフィと街を回っていたウソップだ
ナミたちと合流してここまで来たのだろう
「ナミたちから聞いて、俺たちも探しては見たけど」
ルフィは人探しには向いてない･･･コイツを制御するのに必死で俺も人探しどころじゃなかったと色々疲れ果てているウソップが役に立てなくてすまないと謝る
「だろうな･･･」
なんかすまねぇとエースも謝っていた
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べっこうあめ(プロフ) - ありがとうございます。修正いたしました (2022年10月20日 12時) (
レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
萢 - 初めまして?ですかね。えっと440色じゃなくて490色かと思われます。修正お願いします (2022年10月20日 12時) (レス) id: 08d4531c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年9月5日 1時
