452色目 ページ3
「久しぶりの大将の懐〜」
「主君っ後で僕もっ」
「あ、主さま…ぼ、僕も」
因みに包丁は既に一期の腕の中にいたりする
「大将の霊力…グスッ」
楽しく過ごしてはいたが、どこかで無意識に気を張っていたのだろう…ホッと力が抜けて泣き出す信濃
『よしよし、頑張ったね、偉いね』
船内に入って、過ごす部屋に案内される…相部屋はレッドフォースの時と同じにした…一期と宗三は小夜たちの相部屋の隣だ
Aはナースたちと同じエリアの部屋を借りた
『短刀ちゃん達お洋服可愛いね、似合ってるねっ』
「優癒子、写真があるの…見てみる?」
『是非お願いしますっ』
どこか波長が合うナースのお姉さま方とはもう打ち解けたA
今は食堂でこれまでに撮って現像しておいた短刀達の写真を兄達と共に見ている
「僕たちの身長に合わせて、大工さんが椅子を作ってくれたんです」
「なーすさん達に、もびーに似たぬいぐるみも買ってもらいました」
秋田と五虎退がAの膝の上で椅子を指したり、持っているクジラのぬいぐるみをAに見せる
『えーん、短刀ちゃん達が可愛いよっ』
二人をそのまま抱きしめて顔をスリスリするA
二人はくすぐったいと笑っている
「主って言うから俺は優男をイメージしてたんだけどな」
「俺、優しそうなおじいちゃん」
イメージと全然違ってたねとイゾウとハルタがAをマジマジと見る
「ナースの姉さん方を数十倍優しくしたって感じだよな」
「サッチ隊長、それじゃあ私たちが優しくなくて怖いみたいじゃないですか」
こんなにとっても優しいのにと冷たい目で見られて、そう言うところだよとサッチは思った
思っただけで口には出さない
「主、みりんをいぞうさんにあげた!」
「…照り焼きが食べたかったらしいけど、手に入らないって言ってたから」
少しでも、お役に立てればと
『そっか、照り焼きは食べれたのかな?』
「あぁ、サッチが上手く作ってくれたからな…あれだけありゃ当分は食えるな」
『喜んでもらえたのなら何よりです』
皆ご飯はちゃんと食べてた?皆厚かましいってことは絶対ないけど、遠慮して食べなかったりしなかった?女の人は怖くなかった?
「優癒子、そりゃどういう…」
「皆さんとっても優しいので全然怖くなかったです」
「ご飯も、もうちょっと食べろっていっぱい盛ってくれたよ」
「お、主はやっぱりモテモテだな」
『鶴丸君、船内の散策終わったの?』
驚きを求めて船内を回っていた鶴丸が戻ってきた
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べっこうあめ(プロフ) - ありがとうございます。修正いたしました (2022年10月20日 12時) (
レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
萢 - 初めまして?ですかね。えっと440色じゃなくて490色かと思われます。修正お願いします (2022年10月20日 12時) (レス) id: 08d4531c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年9月5日 1時
