465色目 ページ16
色々見て回り、人形や船(モビーディックモデルがあった)、知育玩具等購入していった
流石に世界も場所も違うので、日本製のおもちゃ等は見られなかった
すごろくとかオセロとか、カルタとか
おもちゃ屋から出ると、賑わう時間帯なのだろうか人がかなり行き来していた
『おぉっ;;人が多いね;;』
「次は服屋を見に行きましょう」
「チビ共のは一件分あるじゃねぇか」
「優癒子のよ」
『成程私の…私のっ!?』
着がえはあるので大丈夫ですよっ!?
何を言ってるの、あれだけじゃ味気ないわ
そうよ、それにもったいないわ
何がもったいないのかは分からないが、ナースのお姉さま方にはあの巫女服は味気ないらしい
これは無駄遣いなのでは!?と隊長たちの方をサッと見たが、何故かサッと目を逸らされた
何故だっ
『白ひげさんにも、マルコさんにもそんなもの必要ない、無駄遣いだと怒られるとオモウンデスガ』
「大丈夫よ、マルコ隊長がオヤジからだって直々に渡してくれたもの」
何だってー!?そもそも渡されてたの!?え、白ひげさんとマルコさんグル!?
「ってことだから、行きましょう優癒子」
「大丈夫よ、荷物持ちは隊長さんたちがやってくれるから」
完全に荷物持ちをさせる気満々のお姉さま方…実は隊長たちより強いんじゃと冷汗がダラダラだ
「ま、諦めてナースたちについて来い」
イゾウに何故か哀れみの目で肩をポンと叩かれた…解せぬ
男士達は、普段あまり見ない恰好をしてくれるとウキウキしている反面、他の奴らに見せたくないという思いとが拮抗していた
イゾウの言う様にあきらめてついて行っているが、人がより多くなってきて、万屋の比ではなくなってきた…これは清光たちと逸れるより、短刀達と逸れる方が危ない気がしたので、よりキュッと両手の包丁と五虎退の手を握りしめた
のだが、向かいから来る数人の男たちによって前にいる清光たちと一瞬離れ、その男たちがA
の前を壁になるように通って行った…しかも、一瞬肩にぶつかりよろけてしまった
『っ…五虎ちゃん大丈夫…五虎ちゃんっ!?』
先ほどまで確かに繋がれていたはずの手の先に五虎退がいない…キョロキョロと探すと後方に腕に抱えられて遠ざかる、こちらに手を伸ばして泣きそうな五虎退の姿が
『え!?ちょっ!!五虎ちゃん返してっ!!』
咄嗟に包丁を抱き抱えると清光たちに声をかけるのも忘れて五虎退を攫った男を追いかける
大柄なのに意外と足が速いのか差は縮まらないが
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べっこうあめ(プロフ) - ありがとうございます。修正いたしました (2022年10月20日 12時) (
レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
萢 - 初めまして?ですかね。えっと440色じゃなくて490色かと思われます。修正お願いします (2022年10月20日 12時) (レス) id: 08d4531c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年9月5日 1時
