460色目 ページ11
ここ以外にも備蓄倉庫にまだまだあるぜ
『おぉｗｗ鯵が大量に…しかも新鮮』
「さっき、大量にいたから釣ったって持ってきたんだ…昼はこの鯵をフライにしようかと思ってな」
『アジフライ…いいですね…あ、でもめちゃくちゃ新鮮なので…これ、使ってもいいですか?』
「あぁ、構わねぇぜ」
『料理決まりました…卵焼きと、肉じゃがとお味噌汁とほうれん草とアスパラオクラのお浸しとメインは鯵のなめろうです』
小夜ちゃん、宗三君、国広君鯵とお野菜持って行って下処理するの手伝ってほしいな
「あじの…何つった?」
野菜や鯵を作業台へと運ぶAたち
『なめろうです…あ、ご飯炊かないと』
「飯は毎食炊いてるから気にしなくていいぜ」
『お刺身状態のばっか買ってるから…捌くのめっちゃ久しぶり…』
「捌けばいいんですか?僕がやりますよ」
そう言って宗三が借りた包丁で人数分の味を三枚おろしにし始めてくれた
『ありがとう〜じゃあ私はこっちのお野菜を…』
「俺は食堂の方いるから分からないことがあったらいつでも聞きに来てくれ」
楽しみに待ってるなと手を上げて出て行くサッチに、ありがとうございますと手を振った
「捌くのはいいですけど、なめろうってなんなんですか?」
「お刺身の別名とかですか?」
『なめろうはね…えっとお味噌お味噌…あったあった…生姜、ネギも発見!』
鯵のお刺身をたたいて、そこにお味噌と薬味を入れてまたたたいて混ぜたものだよ
この鯵とても新鮮だからとっても美味しいよ〜
Aは発見した生姜とネギを刻んでいく
堀川と小夜には肉じゃがと味噌汁、おひたしに使う野菜を切っていってもらう
捌いた身を宗三から受け取り、次を捌いている間になめろうにしてく
柵の身をぶつ切りにして、薬味と味噌、醤油と隠し味にみりんを少々拝借
それを叩いて刻んで馴染ませる･･･これでなめろうの完成だ
食べる直前まで冷やしておいた方がいいだろうと個々のお皿に盛って冷蔵庫に入れておく
何故かちゃんと小鉢が食器棚に並んでいた
こちらから見れば外国風の海賊船なのに不思議だと思いながら有難く借りた
そして、なめろうを作った後肉じゃがを煮てその間にお味噌汁と堀川たちにはおひたしをお願いしておいた
そして、最後卵焼きをガンガン焼いていく･･･卵焼きを焼く用の四角いフライパンもあった
きっとイゾウが食べたいと言った時用なのだろうなと思いながら使わせてもらった
『小夜ちゃん、肉じゃが味見してくれる?』
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べっこうあめ(プロフ) - ありがとうございます。修正いたしました (2022年10月20日 12時) (
レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
萢 - 初めまして?ですかね。えっと440色じゃなくて490色かと思われます。修正お願いします (2022年10月20日 12時) (レス) id: 08d4531c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年9月5日 1時
